トサミズキ・・・漢字では「土佐水木」となる。

地味な花である。
遠目ではアワアワとしていて、なんだかはっきりしないのである。
この季節、木蓮であるとかチンチョウゲであるとか遠目でもそれと知れる。
だがしかしこのトサミズキは遠目ではその花の周辺が、ホンワカして見える。

トサミズキ
ぼくは伝えよう
愛のホワッとした夢を
ぼくは捧げよう
愛の誠を
トサミズキが今年も咲いて
きみとの思い出が甦ってくる
ぼくのこの唇に
ぼくのこの手のひらに
ぼくのこの胸に
ぼくのこの肌の全てに
きみは刻印されている
きみは記憶されている
そしてきみはぼくの体の中に生きている
きみの温かな身体
きみの匂い
きみの甘いうなじ
きみのなめらかで香しい肌
きみの熱い唇
耳朶にのこるきみの声
痺れるきみの口づけ
ぼくはトサミズキの花影で
いつものように
そっと
きみを見守っているのだ

葉がミズキに似ていて、土佐(とさ)で発見されたのでこの名がある。
そうか、ネーミングも安直であるのか。
しかし、花言葉は「愛」「伝言」「優雅」である。
やはり、密やかな花言葉である。
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荒野人

地味な花である。
遠目ではアワアワとしていて、なんだかはっきりしないのである。
この季節、木蓮であるとかチンチョウゲであるとか遠目でもそれと知れる。
だがしかしこのトサミズキは遠目ではその花の周辺が、ホンワカして見える。

トサミズキ
ぼくは伝えよう
愛のホワッとした夢を
ぼくは捧げよう
愛の誠を
トサミズキが今年も咲いて
きみとの思い出が甦ってくる
ぼくのこの唇に
ぼくのこの手のひらに
ぼくのこの胸に
ぼくのこの肌の全てに
きみは刻印されている
きみは記憶されている
そしてきみはぼくの体の中に生きている
きみの温かな身体
きみの匂い
きみの甘いうなじ
きみのなめらかで香しい肌
きみの熱い唇
耳朶にのこるきみの声
痺れるきみの口づけ
ぼくはトサミズキの花影で
いつものように
そっと
きみを見守っているのだ

葉がミズキに似ていて、土佐(とさ)で発見されたのでこの名がある。
そうか、ネーミングも安直であるのか。
しかし、花言葉は「愛」「伝言」「優雅」である。
やはり、密やかな花言葉である。


荒野人