木蓮が咲き誇る街頭を歩くと、晴れやかな気分なるけれど、その午後はゆったりとした午睡を楽しみたいものである。
木蓮は午後に咲き誇る。
デジブック 『木蓮の午後』
屏風絵のように網膜に飛び込んでくる。
刹那の白さは、だからこそ色白美人だと言いたいのである。
忽ちシミが出来て近目では、汚くなってしまうけれど遠目で眺めると良い。
木蓮は午後、それも遠目で愛でるべきである!
と断言しておこう。
だがしかし、きみはいつまでも美しい。
齢(よわい)を重ねる毎(ごと)に美しくなってくる。
きみは不思議だ。
にほんブログ村
荒野人