エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

こんな桜を見た事ありますか?

2011年04月18日 | 
林を歩いていると、ふっとした瞬間花が現れる事がある。
それは新鮮な感動を招来する。



この桜花の枝は、思わず通せんぼするように現れたのである。
桜の種類としては「カスミザクラ」である。

この桜は新緑の中で咲き誇るのである。



上を見上げたら、こんなにも綺麗に咲いていた。
嬉しい!



いまは、このカスミザクラに合わせるかのように「八重桜」が満開である。
東京で八重桜の名所と云えば「飛鳥山」「浜離宮」であろう。

どちらも見事に咲いてくれる。
ソメイヨシノのあとのお楽しみである。

因みに、祝い事の時に喫する「さくら茶」は八重桜の蕾を摘んで塩漬けにしたものである。



これも桜である。
「ウワミズザクラ」と称するのである。

長さ 6 ~ 8 センチの総状花序を出し白い 5 弁のちいさな花をたくさんつける。
総状花序の下、新緑の葉がついているのである。

誰もが「えっ・・・これって桜なの?」と反応します。
「はい桜です。」



石狩平野以南の北海道・本州・四国・九州に分布する落葉高木である。
蜜は甘いらしく、虫が多く集まってくるとも言われている。

まもなく桜の季節が終わる。
東日本大震災の余震が続いている。

一日も早い終息を願うのみである。
地震、津波、原発の三重苦に加えて、風評被害が加わって現地は塗炭の苦しさの中にある。
今日も、二か所で寄付をさせて頂いた。

お金の問題ではないけれど、精一杯の努力をしたいと思っているのである。
気持ちは現地に飛んでいる。





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