川は清濁併せて呑みこみつつ永劫に流れる。
それは時として、人の一生に擬せられる。
悠久の大河であろうが、小さなせせらぎであろうが、その本質は同じである。
川に捧げるとしたら
川に捧げるとしたら
ほんの小さな孤愁
ほんの小さなざわめき
ほんの小さな棘
ほんの小さな泡立つ心象風景
川に捧げるとしたら
あなたへの愛
あなたへの欲望
あなたへの飢えた魂
あなたへの志し
川に捧げるとしたら
おおきな過去
おおきな未来
おおきな時間
そしておおきな現在
川に捧げるとしたら
捨て去った思い出
放擲した自分
その放物線上に残った記憶
虹のように輝いていた二人
川に捧げるとしたら
たとえば
それは捨て去りきれない
あなたへの想い
川が分岐する場所も、見方によっては合流地点である。
それほど川は、見るベクトルで変わってくる。
様々な貌を持っているのである。
ぼくは、このように林の中を走る小川が大好きである。
誰かが見てくれなくても、川は流れていくのである。
ひたすら自分の使命に従って流れていく。
そのひたむきな姿が健気である。
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荒野人
それは時として、人の一生に擬せられる。
悠久の大河であろうが、小さなせせらぎであろうが、その本質は同じである。
川に捧げるとしたら
川に捧げるとしたら
ほんの小さな孤愁
ほんの小さなざわめき
ほんの小さな棘
ほんの小さな泡立つ心象風景
川に捧げるとしたら
あなたへの愛
あなたへの欲望
あなたへの飢えた魂
あなたへの志し
川に捧げるとしたら
おおきな過去
おおきな未来
おおきな時間
そしておおきな現在
川に捧げるとしたら
捨て去った思い出
放擲した自分
その放物線上に残った記憶
虹のように輝いていた二人
川に捧げるとしたら
たとえば
それは捨て去りきれない
あなたへの想い
川が分岐する場所も、見方によっては合流地点である。
それほど川は、見るベクトルで変わってくる。
様々な貌を持っているのである。
ぼくは、このように林の中を走る小川が大好きである。
誰かが見てくれなくても、川は流れていくのである。
ひたすら自分の使命に従って流れていく。
そのひたむきな姿が健気である。
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