エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

向日葵と木洩れ陽と木苺

2012年07月20日 | ポエム
向日葵が大きな顔をして日照りの夏を生き抜いている。
いや、咲き抜いている。







「ひまわりの花より小さき葉陰かな」







向日葵・・・ひまわりの暑さよ。
きみは大丈夫か?







「万緑や光を透かす隙間なく」


「木苺の熟したる実のまだらかな」







木苺・・・ブラック・ベリーである。
葉影こそが夏。
そこから落ち来る陽の光こそ夏である。





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  荒 野人