エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

デジブック 『花菖蒲を詠む』

2012年07月26日 | ポエム
花菖蒲は健気に咲く。
花摘女が毎朝、疲れた花を摘むという。

花への労わりが感じられるではないか。






デジブック 『花菖蒲を詠む』







やはり「からまつ」の立花さんが詠んだ。
野人が二句だけ投句させて頂いた。

ぼくはいまイタリアにいる。
きっとアルデロデッロ辺りだと思う。



ああ、和菓子が食べたい!
濾餡の咽喉越しが懐かしい。
和菓子は食べていて、邪魔にはならない。
透き通るような葛に包まれた肌が美しいのだ。

和菓子は、甘味だけではない・・・その塩加減が良い。




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  荒 野人

トレビの泉

2012年07月26日 | 旅行
ナヴォーナ広場の写真ナヴォーナ広場 (トリップアドバイザー提供)

トレビの泉である。
要するに街中にある噴水である。





「噴水やコイン投げ入る異邦人」




この池に背中を向け、コインを投げ込むと、再びこの地を訪ねることができるという言い伝えがある。
従って、池にはコインがキラキラと光っている。
誰もが、再訪したい観光地であるのだろう。

トレヴィの泉トレヴィの泉 (トリップアドバイザー提供)

ぼくがここを訪ねたのは、晩秋であった。
観光客は少なかったけれど、快適な気候であった。

スペイン広場の石段の下では屋台の「焼き栗屋」が出ていた。
甘い栗であった。

初老のご婦人グループが観光に来ていて、嬌声が上がっていたものだった。
財布の口を無防備に開け「あと幾らある!」などと会話している。
これではスリを呼んでいるようなものである。

この場所は特に、犯罪が多いのである。
今回も気をつけなくてはいけない!!



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  荒 野人