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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

寒椿

2017年02月03日 | ポエム
獅子頭と称する「寒椿」である。
一つひとつの花が、誠に獅子の頭部のようである。
丸くそれなりのボリュームがあるのだ。



かてて加えて、凄まじいまでの花の集団である。
群れ獅子、の気配である。



花だけ、赤く残そうと思ったけれど止めた。
花の群れるさまは、葉の群れるさまが必要なのである。







「寒椿隠せるものの何も無く」







この花は、川口の安行にある。
安行は、花の町である。



この地には、これから頻繁に出かける事になる。
春の麗しさに、逢いに出かけるのである。



      荒 野人