エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

黄水仙

2017年02月18日 | ポエム
何回目だろうか・・・。
黄水仙の俳句を詠む事、である。

水仙が、ナルシシズムであるのは言を俟たない。
だから水仙こそ、限りなく美しい。



黄水仙は、唯一受動的な花言葉になっている。
「私を愛して!」
である。







「愛されると云ふ素直さ黄水仙」







野水仙について、詠んだ人がいた。
ネットでも探したけれど「野水仙」という範疇の水仙は幾ら探しても無い。
当人に聞いていないけれど、おそらくふとした場所にある水仙なのだろうと思惟する。



とまれ、水仙の美しさに着目する人は美しい。
そうでなければ・・・ならない。

ぼくは、水仙の美しさに素直に瞠目するのである。



    荒 野人