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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

夢で歌っていた

2017年02月06日 | ポエム
いくつかのブログ記事を用意していた、のだけれど・・・。
今日は、起きて一番・・・。
この記事を書き改めた。

朝方、不思議な集団の横を歩きながら「ふるさと」の合唱を聴いていた。
夢の中で、ぼろぼろ涙が零れた。
ぼくも歌っていた。

齢を重ねると云ふことは、この事なのだろうか。
そんな思いで、句帳に書き付けた句がある。







「還りなむ産土の地の浅き春」







不思議な気分であった。
テレビを付けると、不愉快なニュースが流れている。
曰く、沖縄問題。
曰く、トランプ問題。

沖縄は歴史上、常に差別の中に在った。
琉球処分、然り。
基地問題、然りである。

トランプ米大統領の人種差別的な大統領令が、この惑星に齎している危険。
入国禁止例、然り。
オバマ・ケア見直し、然り。
友好国の指導者に対する侮辱的対応、然りである。

不愉快な真実をぼくたちは、毎日目にしているのだ。
『嗚呼、父も母も良き時代に逝ったな!」
そう思ってしまう。







【合唱曲】故郷(ふるさと) / 歌詞付き






この歌の持つ不思議な力。
琴線が、揺すぶられるのである。
産土・・・ぼくの「うぶすなの地」は、甲州である。



     荒 野人