白梅が、叙として咲いている。
一斉に花開く事は無い。
綻んでいるからである。
紅梅との違いを楽しむのは、心地良いのだ。
白だけではアクセントが無い、と言い放ったりするけれど・・・。
白梅だけで、楽しむ縁(よすが)は多いのだ。
青い空と黒い幹の、そのコントラストは逞しい。
「白梅や黒き枝から空に映ゆ」
今日はこれから、オッペ川の白鳥に再会しに出かける。
既に、北帰行が始まっているらしい。
大空を遊弋する、白鳥と出会えるだろうか。
白梅に寄せる、仄かな恋心。
それが白鳥と重なってゆく、のである。
仄かな梅の匂ひ。
琴線に触れる、白鳥の優雅な舞い。
どちらも、自然の営みの豊かさである。
荒 野人
一斉に花開く事は無い。
綻んでいるからである。
紅梅との違いを楽しむのは、心地良いのだ。
白だけではアクセントが無い、と言い放ったりするけれど・・・。
白梅だけで、楽しむ縁(よすが)は多いのだ。
青い空と黒い幹の、そのコントラストは逞しい。
「白梅や黒き枝から空に映ゆ」
今日はこれから、オッペ川の白鳥に再会しに出かける。
既に、北帰行が始まっているらしい。
大空を遊弋する、白鳥と出会えるだろうか。
白梅に寄せる、仄かな恋心。
それが白鳥と重なってゆく、のである。
仄かな梅の匂ひ。
琴線に触れる、白鳥の優雅な舞い。
どちらも、自然の営みの豊かさである。
荒 野人