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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

節分草

2017年02月17日 | ポエム
愛らしく、且つ小さい。
してみると、可憐と云う事ではないか・・・。
然り、然りである。
この節分草、万作とロウバイの木の下に咲いているのである。

正しく『春』の様相である。



スプリングエフェメラル、である。
『春の妖精」であるのだ。
場所は、昭和記念公園「木洩れ陽の里」のエリアである。



誠に丹精込めて育て上げた、と分かるのである。
花の下には「敷松葉」があって、暖かく守っている。



褥の柔らかさこそ、丹精の言葉に相応しい。
職人の仕事である。







「妖精の微笑んでおり節分草」







去年も、ここで出逢った。
今年も出逢えた。



来年も亦、出逢えるだろうか・
出逢いたいものである。



     荒 野人