エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

認知症サポーター

2017年02月19日 | ポエム
昨日、ぼくは認知症サポーター講座を受講したのであった。
短い時間だったけれど、講座修了後にサポーターを示す「オレンジリング」を頂いた。
このオレンジリングに、白いロバが刻印されていると「認知症」の本人である印となっている。



今日から、ぼくはこのオレンジリングを右腕に着用して外出しようと思っている。
オレンジリングを見て、何か問われても直ちにには応えられないと思うけれど・・・。
しかし、社会の役に立ちたいと思っている。

来月には「サポーター・ステップアップ講座」が予定されている。
その受講も決め、申し込んできた。



ニュースで、毎日のように悲惨な出来事が報道される。
その中には『介護」にかんする事柄も多い。
この中の殆どは「認知症」本人へのDVである。
あるいは「放置」でもある。

社会のモラルは、高齢化社会に向かって増々増加する事は予測するに難くない。







「フリージア心の荒び安らげり」







ぼくの大好きな「フリージア」である。
そこはかとなく漂う香りが、大好きなのだ。
香る花は数々あるけれど、ぼくはフリージアをもって嚆矢とする。

この季節「ロウバイ」の香りも素敵だけれど、ロウバイはその花びらの透明さである。
梅もまた、仄かである。
けれど、梅の鑑賞はその綻び方である。


荒んだ時代、である。
フリージァを傍において、心の安らぎを求めたいと思うのはぼくだけであろうか・・・。



     荒 野人