エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

紅梅白梅

2017年02月10日 | ポエム
梅はいまが見頃、である、
ただし、関東地方の事。
山陰や東北、北海道などでは大雪に見舞われている。
九州、近畿、四国も雪の模様である。

大雪見舞を申し上げたい、のである。
さて、そんな状況の中で梅の花でもないのだけれど・・・。
この、ノーテンキをお許し頂きたい。



紅梅は、誠に煩雑なほど密集して花開く。
白梅は、綻ぶように散として咲く。



その咲き方は、実に情緒豊かである。
白梅と紅梅の個性が感じられて、それはそれは嬉しいのである。







「梅に見ゆ美しき季節の優しかり」







色合いと云い,咲き方の違いと云い・・・。
対称的である。
対称的ではあるけれど、二つの色合いは調和を重んじている。

それが、自然の優しさでもあるのだ。
間もなく、桜の季節。

河津桜は、既に満開の様相である。
この桜は、季節の魁であるのだ。



     荒 野人