

雨が時折たたきつける中山峠路を
爆進する車
道中、
「ここで、休憩したよねー。」
「ここは、見知らぬドライバーが、応援してくれたとこ。」「このトンネル、ビビったね。」
と、
ルスツツーリングの時の思い出話に花が咲く怪獣兄弟。
特に、
怪獣兄は荷物を持たずに速い自転車で
峠を攻め、山頂で30分以上我々を待つ事になっていたためほとんど
怪獣兄のツーリングの様子はわからない。なので、あの時の様子や思いを再現してくれたようだ。
しんどかったけど、家族で
ツーリングはかなり印象的だったよう。
そんな、思い出話を聞きながら
車は札幌の終わる
峠の頂きにある
道の駅へ。
名物のあげいも(^-^)/
を、頼もうとしたときに
1串に4こついている (ミニあげいも)があることを発見。4人家族には丁度いい。
大概、あげいもは1串では、食べられない人が出るけれど、2本買うと、多い。
怪獣兄に小銭を渡し買いに並んでもらった。
いよいよ怪獣兄の番。
「あげたこください。」
ハア~っ?? ( ̄○ ̄;)
「あげいも食べに来たんじゃないの?」
と言うと、なんだかあげいもを注文したみたいだった。
1串、手元に来た時に、2串注文していない事に気づいた兄。既に、1串目は怪獣弟がご機嫌で持ち歩いている。
よく見ると
怪獣弟の持っているあげいもは
3こ付きのレギュラータイプ。
あらら?まあ、怪獣兄だから仕方ない。こんな事では驚かない。
しかし、2串頼まれたら、誰かが胃もたれの刑になるかもしれない。
ま、その時は
最近馬並に食べる怪獣兄に任せるしかない。
「さ、たべるべ」と2階の展望休憩室に向かうと
どうやら怪獣兄がまだあげいものカウンターに…
あらら
兄、あげいもレギュラーを2本来た上にあげいもレギュラーの2本分の料金を請求される、当たり前の事にクレームしてた
ああああ…後ろは大行列~
おーまいがっ!!
仕方なく
兄と店員に詳しく聞くと
どうやら、兄は
「ミニを2つ」と注文したらしい(本当は1本で足りるんだが

しかし
実際にはレギュラーが2つ来て
レギュラーの料金だったのがダメだと言う。
しかし、すでに怪獣弟が1串持って行ってるんだから
仕方ないよね。
怪獣弟がたまたま近くに来てくれて
店員が「1串目」を発見。
「おとりかえいたしますよ。どうぞ。ミニの料金にしますから返金させていただきますね。」
まあ、兄のあげいも大行列騒動は一段落したものの
今度は今まで自分のあげいものように喜んで1串目を持ち歩いていた怪獣弟の機嫌が

「ぼく、こっちが良かった。ミニにしてなんて言ってないもん。」
あちゃ~、面倒くさい男がここにもいたのを忘れてた。
4こ付きのメリットと、これからランチもあるから~と、説得するが、
なかなか気持ちはレギュラーから離れない。(笑)
うー

どーすりゃいいんだ?
突然
「だったらぼくが1串全部食べるからっ」と宣言し、いきなりむさぼり食いはじめた。
まあ、どうせ完食なんかできまい。
最後の4こ目あたりで、かなりキツそうな顔に~(ほーら、いったこっちゃない)
怪獣兄は若干トラブルを起こした事に対して、いろいろ言われてたせいで、なんだかおとなしい。
4こ目の半分を口にした所で、戦線離脱した怪獣弟。
いやはや…
そんなこんなで、
ニセコまでの道のりは続く