餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

一瞬のきらめき

2006-10-01 23:59:19 | 本と雑誌
アーロン・エルキンズ「一瞬の光」読了。
「ダ・ヴィンチ・コード」を読んでいる最中に急にこの方のクリス・ノーグレンのシリーズが読みたくなりました。何故ダン・ブラウンのラングドン教授シリーズじゃないのかと言われそうですが。
どちらも絵画の話なのですがまるで違うものなのです。ラングドン教授が宗教象徴学専門なので図象学など絵の内容や意味の話になるのですが、ノーグレンは学芸員なので絵そのものの話になります。同じ「キタキツネ」の本でもムツゴロウ先生が書いたものと解剖学者の書いたものは話が変わるようなものでしょうか。習性や生態を書いたものと骨や筋肉を述べたもの。どちらも好きなんですが。
ノーグレンさんの方はさしずめ解剖学ですね。絵を語る時しばしばカンバスとか顔料とか額縁の話になったりします。専門範囲が狭く学芸員なのに現代絵画を前にすると嫌な顔をしています。マイセン展覧会をまかされて、マイセンは素晴らしいと思いつつ10分も囲まれていたら嫌になって来ていましたし。なんかそう言うところが読みたくなったのです。
ちなみに骨の話が好きな人は(いるのか?)この方の「スケルトン探偵」ことギデオン・オリバー教授のシリーズをどうぞ。


海の中

2006-10-01 00:01:02 | アート・文化
サントリーミュージアム「天保山」へ「ブールーオアシスII 3D」を見に行って来ました。
立体映像なんて久しぶり。普通に見ればいいのに波がぶつかって来たり、イカに襲われたりしたのをよけようとしてのけぞったまま見ていました(情けない)。映像はとても綺麗でした。最初の珊瑚礁のシーンでこのまま場面切り替えず、ずっと見ていてもいいなと思ったくらい。
その後梅田に「トロースドルフ絵本美術館展」を見に行きました。ドイツの美術館展ですが、「赤ずきん」のコレクションが充実。色々な赤ずきんがありました。幼女タイプ、少女タイプ、セクシータイプ(?)、番外編。初期のぺローの頃の赤ずきんが妙に色っぽかったです。