土曜日に見た「見果てぬ夢-日本近代画家の絶筆」ですが、印象的だったのは高島野十郎の絵を初めてみました。睡蓮の絵です。写真では知っていたのですが、静ひつな絵でした。もう一つ、津高和一氏の絵を初めてみました。こっちはまったく初めて。名前は知っていたのですが、どんな絵を描かれるのか全然知りませんでした。前に「津高家の猫たち」という薄い写真集を見たことがあります。家のあちこちでくつろぐ猫さん達の写真集でした。何の変哲もない写真集なのですがあとがきを読んでびっくり。阪神大震災で御夫妻は亡くなり猫達だけが助かったそうです。ボランティアの人たちによってその猫達はあちこちにもらわれていったとありました。
和風でありながらモダンな感じの家で小磯良平のような絵を描かれるのかなと想像していましたが、ペンキを塗りたくったような抽象画でした。あの猫達はこの絵を見ていたのかと。なかなかモダンな猫さんだったのね。
和風でありながらモダンな感じの家で小磯良平のような絵を描かれるのかなと想像していましたが、ペンキを塗りたくったような抽象画でした。あの猫達はこの絵を見ていたのかと。なかなかモダンな猫さんだったのね。