餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

時期が時期

2011-04-04 23:23:28 | 日記・エッセイ・コラム
母親が2階に改札のあるJRの駅に上がろうとすると、上から「よろしくお願いします」の声が。震災の募金をしているとお金を用意し、握りしめてエスカレーターへ。人の列があったのでそばに行くものの募金箱を持っていません。お姉さんと目が合うとお姉さんがにっこり。
「○○○○をお願いします」
「募金じゃないんですね」
「選挙のお願いなんです」
すごすごと帰って来たそうです。うん、今の時期は紛らわしいよね。
中島桃果子「魔女と金魚」読了。
ファンタジーだけど甘くないです。そして何よりも帯のデザインがかわいいんです(そこかいっ)。


吸い寄せられる

2011-04-04 00:01:19 | アート・文化
「田渕俊夫展-澄みわたる四季」と「写し人三好和義写真展-世界遺産屋久島-」へ行って来ました。
「田渕-」は平山郁夫さんに似た色合いの日本画ですが、もっとピントがかっちり合っている気がします。工芸作品のように線が正確。静ひつな空気をまとった風景画です。ビル街を描いてもちゃんと季節のある日本画です。すごいなと思いました。
「三好-」は屋久島の写真。もともと世界の楽園を撮っていたのですが、死海の近く砂漠の観光案内所でおばさんがカレンダーか何かの写真を壁に止めていたそうです。それが屋久島の写真。その緑に引き寄せられて屋久島に写真を撮りに行ったとか。たたずんでしまうような深い緑の写真でした。