大阪市立自然史博物館「特別展 毒」に行って来ました。
毒のある動植物や毒になる鉱物などが展示されていました。長居公園の桜が咲き始めていてたくさんの人が来ていました。展覧会も行列。マイナーな展示だから人が少ないと思っていたのに。春休み?子供連れが多かったです。小さい時から毒に興味があるのか。いいことです。展覧会のナビゲーターを鷹の爪団がしていました。面白い。毒のあるキノコとか知っているのもあるけど、ええっこれが毒?っていうのも色々。最初の食品コーナーに玉ねぎやチョコレートの模型が。犬には毒だそうで。毛虫やハブの巨大模型が来ていたのが見やすくてグッド。100倍の毛虫を見ながら周りの親子がポケモンだと言っていました。こんなとげとげのポケモンいるの?枯れた葉っぱの植物標本のところではさすがに小さい子が面白くないと言っていました。まあね、ただの枯れ草だもん。でも漆だから触ったらかぶれるよ。色々楽しかったのですが、覚えられないので日常生活で避けられないような気はする(ダメじゃん)。でもあるってことを知らないよりいいよね。
市民講座の読書会に参加しました。今回のテーマは難しいです。私が作者になりたかった本。どないせえと。檸檬忌が近かったので梶井基次郎にしました。で、「檸檬」でなく「冬の日」をおすすめ。おこがましいわ。でも梶井の観察眼は好きなんですよね。あちこちの描写のここがすごいを紹介。蝉のお腹がエンジンのように震えるところとか。真っ暗な夜道で道に残った反射熱で昼間の光景を描き出せるところとか。真っ先の発表で終わってへーっ。みんなのを楽しく聞いていました。すると来月のテーマが「あえてのネガティブ本会」・・・。来月に回せばよかった。