餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

美少女多めの世界観

2023-12-28 01:18:30 | 映画

9/6分です。
映画「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」を見て来ました。
マスクが手放せない周囲の空気ばかり読んでしまう茜と自由奔放で絵を描くことを愛する青磁。自分とは正反対の青磁が苦手な茜ですが、彼の描く絵には魅かれ。青磁君の描く絵は油絵で空の絵ばかりです。それがカラフルで綺麗でいいなと。美術の先生のいい加減さもいい。茜はマスクがないと気持ちが悪くなり吐き気がしてくるし、家では幼い妹に振り回されるし、「優等生」としてクラスの用事は押し付けられるしいいとこなしです。でも青磁といる時はマスクをとっても大丈夫になって。なんでもない学校の屋上や田舎の閉演した遊園地の光景が美しい。ゲームのスプラッシュとかアクションペイントに目覚める映画かもしれません。
松本雄太「図解ポケット 仮想世界の新ビジネス メタバースがよくわかる本」読了。
メタバースの定義がそもそもわからないのですが、この本では「自身のアバターが活躍できるインターネット上の仮想空間」を示すようです。ヘッドセットなどつけて仮想空間に入るVR(仮想現実)、現実世界に仮想世界を重ね合わせるAR(拡張現実)、現実世界と仮想世界を融合させるMR(複合現実)、予め用意された「過去」の世界を「現実」と差し替え被験者に現実と区別なく体験させるSR(代替現実)、ビデオ画像からリアルタイムに物を消す編集技術DR(現存現実/隠消現実)など技術・サービスの総称をXR(クロスリアリティ、エクステンデッド・リアリティ)としています。
まあ色々始まっていてどうなるかわからない状況ですがとりあえず参加して見ようということで。うん、火星の土地買おうかな。


ドリフトで止まって

2023-12-28 00:18:40 | 映画

9/5分です。
久々にガストに入ったら猫型ロボットが配膳に来ました。噂には聞いていたけど本当にしているんだ。くるっと後ろを向いて取ってねと言っていました。なるほど。置くのはできないよね。
映画「Gメン」を見て来ました。
昭和の香りのする学園物?最下位のクラスが立ち上がる話ですが、ラグビーや野球でなく喧嘩というか。それが今流行りの大集団対大集団の乱舞でもないし。ワイヤーアクションを使ったような華麗なのでもない。本当に高校生の喧嘩のようなあか抜けない動きで本当に痛そうです。いやあの動きはできないか。いい大人が青春しているという清々しい映画かも。田中圭の運転の下手さが一番すごいカーアクションです。


並河靖之と濤川惣助

2023-12-28 00:16:43 | 本と雑誌

9/4分です。
望月麻衣「京都寺町三条のホームズ12 祇園探偵の事件帖」読了。
京都骨董屋のいけず男子探偵第12弾です。まだホームズの修行編ですが、今回は探偵編。前に関わりのあった小松探偵事務所に最後の修行です。何と円生も一緒。もう面倒くさそうです。閑古鳥の鳴いていた小松探偵事務所もホームズの横のつながりで依頼がぼつぼつ。私を殺した犯人を捜してくださいとか、舞妓さんのストーカーや幽霊騒動。物騒な依頼が入ってきます。さすがです。


昔の手法で出てます

2023-12-25 22:59:06 | アート・文化

9/3分です。
「ながれ・いろどる 墨の世界」へ行って来ました。
書はもう何が書いてあるかわからないので、うーんと思ってしまうのですが、墨絵もあると言うので行って来ました。安東聖空と深山龍洞のかな書と山下摩起の墨絵でした。書も水墨画も中国から伝わったものですが、仮名が生み出されたり日本の自然に即した表現になったり変化を遂げて来ました。漢字は額に飾ったり大きな文字の物が多いのですが、かな書は手紙サイズのものばかりでした。美術館など大きな空間で展示するための大きな文字のかな書を発展させたのが安東聖空さんであり、深山龍洞さんだそうです。横にどういう文字が書いてあるかキャプションがついているので何とか読めるような…。書道展よりはましです。文字がどうこうというより装飾性、精神性、情景を生き生きさせるような文字の構成や配置に心が配られているようで。何となく楽しそうな書でした。
山下摩起さんは好きな画家です。名前を見ておおっ、と思いました。墨絵の人だったんだ。油絵の人だと思っていました。墨絵も大胆。ざかざか描いてあるようでちゃんと可愛い。ブドウがツヤツヤだし、鳥が楽しんでいる。仏画はがっしり。金剛力士の装甲がロボットのようです。墨絵を極めた後洋画をはじめキュビズムとか研究したみたいです。なるほど、雪の日の屏風図好きなんですよね。墨絵も素敵です。


日本より海外で活躍

2023-12-25 22:56:23 | アート・文化

9/2分です。
スタンプラリーをしていて参加会場に行ったのですが今日は臨時休業でした。うーん、この辺歩くことないなと途中にあった画廊二つに入ってみました。eikoさんの「Pink Pink Pink」、「飛鳥童出版/創作活動50周年記念展覧会『氷山ルリの大航海』出版25周年」。
「Pink-」座った女の子の周りを金魚っぽい魚が泳いでいます。気になったので入ってみました。女の子とアロワナとかランブルフィッシュとか熱帯魚が多かったですが、1枚金魚わらわらが。買えませんけど。油絵でざっくりした感じですけど可愛い。綺麗に整えていないのが好感です。
「飛鳥童-」1973年に「80日間日本一周・ふーてんすってんってん」という本を出されていて、それがネットで人気が出て復刻されたそうです。油絵で当時の表紙の絵が色が落ちていないのに驚き。73年にヨーロッパ諸国を放浪中ロンドンで認められ個展、ずっとカナダに住んで絵本を出されていたそうです。ご本人がおられてお話を聞きました。当時はとても行けない北極にも行かれたそうで。サンタクロースは見なかったそうです(何を聞いているの)。2000年出版の絵本の文が川崎洋さんなのに驚き。この絵本持っていないよ。この本が欲しかったけどこの絵本はなし。絵葉書を買って帰りました。思わぬところで思わぬ人の名前を聞くものです。絵本は濃厚な動物画で細密。だまし絵のようなルソーのような感じです。北極の絵が素敵。