主夫宣言!
「男子厨房に入る」、男子の厨房族は最近はかなり多いと思われる。
日曜だけ、好きなものを作るとき、すき焼き・鍋物など特定のものを作るときだけなど、
いろいろなパターンがあろう。でも、本気で「主夫の台所」をやろうと思っている人は
少ないと思うが、本格主夫の条件について考えてみる。
第一に、食に賭ける明確なビジョンがを持つこと。
第二に、買い物(家計)・献立・調理・後片付けの一切を引き受けること。
第三に、台所と言う城の明け渡しを迫ること。台所の主になること。
会社の仕事でも、任されればいい仕事をするが、任されなければよい仕事・成果が上げら
れないのと同じことが言える。わが家の場合は、「台所の主夫宣言」をして、完全明け渡
しを受けた。それまでは、主婦の下請けでやっていたが、主が二人では上手く行くわけが
ない。
とかく、男の料理は主婦からは評判がよくないとも聞く。
・高い材料を使うので不経済
・作りっぱなしで後片付け、洗い物をしてくれない
といったところが代表的な声。主婦からは迷惑がられているということか。
もし本当に「主夫の台所」願うならば、選手交代をされては如何かと思う。
経営者が変れば会社も変るように、台所も経営方針が変れば、見違えるような台所に変る
はず。「主夫の料理」を味わう「主婦の極楽」を一度は経験されるのも悪くはないと思うの
だが。
そうであってもなくても、老・老生活の昨今であれば、どちらかが必ず台所をせねばな
らない時が来ると思って、今のうちから選手交代をしておくことが賢明と言えるかも知れ
ない。