魚のアトリエ”うおとりえ”

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 「魚っ食いの365日

カツオの打撲傷

2013年05月12日 | 魚の姿
カツオが打撲傷を負っていた!!

 ご存じカツオの一本釣りは豪快そのものだ。
しかし、宙を舞ったカツオが船端に落ちるときの衝撃は相当のものだろう。
当たり所が悪ければ、重傷を負う。
そさんなカツオと思しきものに出会った。
 鹿児島から空輸便シールが貼ってあったから、このカツオは2度空を飛んだのだ。



 ところがその2週間前、紀州沖のケンケン漁漁のカツオがあった。
わたしの大好きなカツオだ
こちらは、引き縄漁だから、宙を舞うことなく、抱きお抱えるように取り込まれる。
その違いは、実に大きい。

      
      打ち身のかつお 一本釣り?             ケンケン漁のカツオ               

 この二つを比べて、どちらの方がカツオがカツオにとって優しいか。
 それは一目瞭然、誰だってわかる。ケンケン漁の方が美味しい。

もっと、かわいそうなのは巻き網漁の魚だ。
大きな網で海に放ち、海中を引き回すから、カツオはイモ洗い状態で息絶える。
もまれてもまれて、さながらマッサージチェアにかかったよう、と私は想像している。
だから、刺身にしても身の締りがないような気がする。
そういうカツオは申し訳ないがご遠慮している。

 だから、魚は数多くとるより、優しく獲ってもらいたいと思う。
 食べ物なのだから。
 
 

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