魚のアトリエ”うおとりえ”

新鮮な魚を美味しく食べたい!!
 「魚っ食いの365日

大きなサワラを1本買う ー11月19日

2010年11月22日 | 浜どんどの市場日記
 大きなサワラを1本買った。 
体長約1m、体重6.4kg。
真っ赤なエラに魅せられて買った。どのようにして食べるかは後から考えることにする。
3kg台の手ごろなものもあったが、エラの鮮度がやや落ちるのでこれは買えない。


 早速さばく。流し台をいっぱいに使ってさばく。
初日は刺身。後はとりあえず切り身にして塩にする。
2日目はカマの照焼き。3日目は塩にしたものを湯豆腐に。
4日目、今夜は塩焼きにしよう。


 粕漬けを作る 
残りの切り身は、酒粕に漬け込んだ。24切れある。
その半分は、丁度進物の用があったので、冷蔵宅急便で発送した。
手許に12切れあれば、6食分になり当分おかずに困らない。

 酒粕にたっぷりと酒を含ませて粕床をつくり、そこに漬け込むので
3週間はゆうに日持ちする。サワラは使い勝手がよいので、ついつい
大きめでも買ってしまうことになる。


 サワラは通年魚?
 サワラの旬は秋から冬、脂が乗って美味くなる。関東では刺身としては
あまり好まれないようであるが、新鮮なものであればこれほど美味い刺身は
ない。かつて住んだことのある瀬戸内高松では、田植え頃に珍重されていた。

 サワラはもともと南方系の魚であるが、昨年あたりから北の海・三陸方面
からの入荷もあり、一年を通じて市場で見かけるようになった。こうなると
<魚偏に春>という字面もおかしいものになってくる。

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