魚のアトリエ”うおとりえ”

新鮮な魚を美味しく食べたい!!
 「魚っ食いの365日

魚っ食いの食卓・・・10/9~15

2011年10月16日 | 真魚のたわごと
さて、今週は何を食べたのだろうか。
 毎日、魚っ食いらしい嬉しい食卓。
  マダラ・カツオ・シラス・サルエビ・キスなど。
  2日間は旅行で外食。


                      【朝 食】                  【夕 食】
10/9(日)

                
     カツオの角煮&シラス干し                        生タラの湯豆腐

  10(月)

           
     マダラ卵の煮付け&シラス干し                      エボダイの干物

  11(火)

        
     エボダイの干物                             サルエビの天ぷら&フライ

  12(水)

                                                                   
     (握り飯・弁当/エビフライ)                      (旅館の夕食/フォンジュ)

  13(木)


     (旅館の朝食)                             (外食/峠の釜飯)

  14(金)

        
     エボダイの粕漬け&カツオの角煮                      メジマグロの鉄火丼   

  15(土)

        
     カツオの角煮&エビしんじょの味噌汁                    キス天ぷら・サルエビのかき揚げ


  サルエビの入荷があって、初めて食べる。(10月11日)
             

  頭の殻をはずし、ミソを残す、胴の殻をむき、脚と尻尾を残す。
  つまり、エビの背の殻だけを外して、ミソをつけたまま揚げる。
  ミソの旨味が加わって美味しい。
   そのかわり、揚げ油が濁って、そのあと使いものにならない。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012年問題・・・(5)究めてこそ趣味

2011年10月10日 | 真魚のたわごと
究めてこそ趣味、あるいは、
 こだわってこそ趣味と言ってもよい。


家事といっても範囲は広い。炊事、洗濯、掃除、買い物から家の補修に到るまで、
つまり、衣・食・住に関わるすべてが家事の領域であり、そのすべてを究めることは
なかなか出来ないであろう。

特定の分野にこだわる。そこを究める。目標を立てる。達成すればまた高い山が見えてくる。
永遠に究めることは出来ないからこそ、趣味の対象として最高だろう。

絵画や音楽といった芸術に匹敵する。いやそれ以上だろう。
衣・食・住は、いわば生きることのすべてだから、生涯の趣味となり得る。

現役時代だって、仕事を趣味にすることも出来る。
労働が、労苦・苦役から開放されて、仕事が楽しくなるはずだ。

そうすれば、生涯、生きることが趣味となる。理想的な人生となる。

  自分がこだわれることなら何でもよい。
  自分は、調理にこだわりを持っているが、中でも魚の調理。
  切りさばくことにこだわる。魚をさばき野菜を切り刻むことが大好き。

  魚は出来るだけ骨に身を残さずに下ろす。
  大根のカツラむきに挑む。

  素材にこだわる。魚でも米でも野菜・果物でも生産現場に近づき、
  生産現場の人と仲良しになる。そうすると本物の素材の持ち味を
  知ることが出来る。食の本質に近づくことが出来る。

こんな生活ができるのも、退職世代ならばこそ。
2012年問題<団塊世代の退職>のこたえとなるだろうか。

 (おわり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深海・鱈のアリバイ

2011年10月09日 | 浜どんどの市場日記
 市場で素敵な鱈に出会った。(10月8日)
 
     

 躊躇なくゲット。

     


 胃袋の入り口に、釣り橋がしっかりと刺さっていた。
 さらに、頭部を解体すると奇妙なものが・・・それはイカの輪切りであった。

 魚の胃袋から小魚が未消化のまま出てくることは珍しくない。
 口にくわえたイワシが飲み込まれる寸前の姿にもよく出会う。

 しかし、釣り餌がそのまま、魚の口の中に残っているのははじめて見た。
 当然、あり得ることなのだが、釣り上げられるまでに苦しみもがいて吐き出す
 か、胃袋に飲み込んで仕舞うのだろうが、口中にあった。

 自然界の動物は、常に飢餓の状態にあると聞いたことがある。
 深海の世界も同様であろう。

 想像するに、きっとこの真鱈も腹を空かしていたのだろう。
 そこにスルスルと、イカの輪切り状のものが落ちてきた。

 いや、頭に当ったのかも知れない。
 鱈の棲息域は深海だから匂いで察知した可能性もある。

 少なくとも、人間の眼ならば暗黒の世界に違いない。

 あの大きな口で吸い込むように飲み、直ちに胃袋に達し、釣り針が刺さり、
 その瞬間、強引に引き上げられた。イカリングは釣り針からはずれ、口中に
 とどまった。

 アリバイとしてはそんなことを想像してみる。

  振り返ってわが身、「ああ、これはまさしく釣りモノだ」と納得し、
  底引き網漁でないことの証 と確認する。
  何と非情なことか・・・ごめんなさい!!

 その夜、
     

  わが胃袋に。 美味しくいただきました。有難う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

魚っ食いの食卓・・・10/2~8

2011年10月09日 | 魚の食卓
 10月、今週はどんな食卓だったのだろうか?

                 【朝 食】                 【夕 食】
 10/2(日)

         
     シバエビのかき揚げ天丼&カツオの刺身            カツオの角煮

   3(月)

                  
     常備菜4品 カツオの角煮 サンマの紫蘇煮          えび卵丼
     シバエビしんじょ おかか昆布の佃煮     

   4(火)

      
     カツオの角煮                        カツオの塩焼き カツオの角煮

   5(水)

      
     シラス干し                        (ジャーマンポテト)

   6(木)

         
     シラス干し                        (鶏・手羽上げ)

   7(金)

      
     サンマの紫蘇煮 シラス干し                 エボダイの煮付け

   8(土)

         
     カツオの刺身 カツオの角煮                 真鱈のフライ

 今週は、常備菜(カツオの角煮・サンマの紫蘇煮・シバエビしんじょ・おかか昆布の佃煮)が揃って
 毎食余裕の食卓となった。相模湾・大楠漁師のシラス干し、横須賀・走水海苔(秋・湿度が下がって)  
 も加わって、EPA,DHA,カルシウム、ミネラル豊富な、健康食卓となった。

              
   カツオの角煮(鍋の景色)                     常備菜4品のそろい踏み  


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「脂肪税」と健康社会との関係・・・魚食奨励税??

2011年10月09日 | 真魚のたわごと

 デンマークでは、国民の健康管理上の理由から、バター、チーズ等を対象に
 「脂肪税」を課すことにしたとの報道があった。

 ハンガリーでも、ポテトチップスの食べすぎを抑制するため、「ポテチ税」を
 課すことにしたという。

 食生活の健康に及ぼす影響を考慮して、摂取の抑制を図り、国民の健康改善を
 図ることを目的としている。同時に社会保障費「医療費」の抑制につながることは
 言うまでもない。

 たいへん興味深いことである。
 わが国でも検討してみてはどうだろうか。

 たとえば、「朝食促進税制」
      「魚食促進税制」
      「地産地消費促進税制
      「野菜摂取促進税制」

 いずれもわが国の「食生活改善・促進」のテーマであり、その必要性が叫ばれて
 いるが、「啓蒙活動」「食育教育」の域にとどまり、政策的とは言いがたい。

 「優遇・促進税制」は出来ないだろうか。
 消費税を非課税にするとか、所得控除とか「促進税制」の道はないだろうか?

 もちろん何を「税の根拠」とするか、証明することは難しいことは百も承知であるが、
 頭のよい人が考えてみてくれませんか?

 高齢化社会のなかで、社会保障費の増加と負担問題に直面しているとき、
 「食生活の改善・是正」により、健康増進を図れば、医療費など社会保障費の低減
 に資することは間違いない。

 財源問題も重要だが、福祉の質的低下をきたすことなく社会保障費も減らさなければ
 ならない。小手先の対策ではなく根源的な課題は何なのか。

 たとえてみれば、いまは厳冬・荒天の北洋を航海する船が、船体に凍てつく氷を叩き
 落とさねば、たちまち船が転覆するさまに似ている。そう連想する。
 凍てつく氷がまさに社会保障費とみえてならない。荒天の海から脱出する航路に船を
 進めなければならない。

 高齢者比率が高まることは不可避なわけだから、「健康老人」をつくることこそが船を
 転覆から救う方策と思うのだが・・・。いま、その視点がないように思えてならない。

 デンマークの脂肪税から、荒唐無稽の発想かもしれないが、そんなことを考えた。


  自身は、毎日魚を食べてEPA・DHAを沢山摂取しているお陰で、幸い健康に恵
  まれてる。それでも、健康保険のお世話になっている。

  朝食・魚食・地産地消・野菜摂取に努めている。「促進税制」がなくても自分の健康は
  なるべく自身の努力でつくってゆきたいと思っている。

            

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする