先程、ライヴより帰宅。
今回、ライヴにあたって久々のスネアを引っ張り出してみた。
YAMAHAのSD2076B。
ブラック塗装を施したスティール材のスネアである。
コイツはオレが初めて手にした自分のスネアで、もう25年が経過している代物。
まァずーっと使い続けてきていたかと言われればそうでもないが、そのうちの10年以上はかなりの頻度で使ってきたのは間違いない。
故に、パーツのあちこちが傷んでいるのも避けられない事実でね。
特にラグは8割がた破損という事態に陥っていた。
最後に使ったのが、丁度2年前の同じ場所でのライヴ。
場所が場所だけに、一先ずテメェの中で信頼のおけるスネアでやっておこういう事で引っ張り出した。
その時点で、ラグの損傷が既に進行していたのは何となく解っていて、更に遡る事7年ほど前に、一ヶ所ラグがその時に破損が出ていたんだよね。
その時はその部分を交換して事なきを得たんだケド、一ヶ所出たならば当然、他の箇所も同様の症状が出てきてもおかしくないワケで、実際触ってみたら「おや?」と思える亀裂がそこかしこに出始めていた。
で、気になったんで一度スタジオに入っていかがなものかと試してみたら、速攻で一ヶ所が破損(苦笑)。
他の箇所も、もう時間の問題とばかりの亀裂が生じてきた。
現行パーツとして同形状のラグは出ているが、ソレはもう日本製パーツではない。
チューニングに際しての精度は、正直なところ今日のライヴでも気にはなった。
が、背に腹は代えられないんで、半分以上を現在は現行パーツへと交換している。
この辺りも、ぶっつけ本番でやるべきじゃなかったとは思うがね。
んで、
肝心のライヴはというと、今回は完全にハードウェアのセッティングに振り回された。
特にスネアスタンド。
これは去年の様に持ち込みすべきだった。
添え付けのは貧弱で、叩いていたらテメェの方へと動いてくる状況に泣かされた。
お陰で、様々なセットアップに不都合を感じる様になり、結果としてヒデェ演奏になってしまったと自分で感じた。
MEISTERでやったライヴでは多分、一番酷かったんじゃねェかと思うほど。
周囲からは称賛を述べて貰えたが、こーいう時に限ってよくある光景だったりするんだよなァ・・・・・・複雑な気分だよ。
昔と比べると、ライヴをやる数は相当に減っている。
だからこそ、こういったしょうもない事でパフォーマンスを下げる様な真似は起こしたくない。
もう少し、足下をしっかり見るべきだと痛感したね。
~四王寺 ROCK FESTIVAL 2023~
MEISTER Set List
1.PRIDE
2.ESCAPE
3.BADMOON RISING
4.SOUL TAKER
5.WHITE OUT
6.DARKNESS OF LIGHT