今年上げるものとしては、コレが最後かな。
「鈍色の悠久」。
前に描いた絵の中で、グレーのカラーペンを使用してみたんだが、今回はソレを主体にして描いてみようと思った。
最初はシルバーっぽくもあるのかなと思っていたが、濃淡を重ねていく毎に、正にグレーと言える色合いが出てきた。
まァ、それだけこのペンに於ける濃淡の出し方は、かなりの幅があると判った。
淡い灰色で表現されるものは、何処となく冬景色を想起させる。
そして、そんな冬景色は、時間を切り取った様な雰囲気を携えている。
隔離された風合いを、今回は出してみたかった。
後半は若干失速した気がしないでもないが、今年もそれなりに描いていけたと思う。
来年は年始のネタも用意する必要があるから、また良いペースで描けていけたらと思うよ。