AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

まろやか仕立て

2019-07-23 23:33:00 | ドラム
先日、スタジオに預けていたLudwigのBLACK MAGICを回収してきた。

当初はREVENGER用のスネアとして使っていこうかとも考えて、音を慣らす為に常備していたが、結局バンドの活動自体が頓挫しちまって、稼働させてからもう10ヶ月以上が経過。

もういい加減飽きた(笑)。
作り上げた音はREVENGERでは成立するものの、WRECKONでやった際にはやはり線が細くなるというか、ブラス特有の高域が嫌が上でも耳につく。

個人での練習でならまだ納得出来たが、流石にバンドで鳴らした音がテメェにとって気に入らない鳴りが目立つとなると、もう変えるしかねェな、と。


というワケで、
今回は比較的まろやか仕立てな鳴り向きのヘッドへと変更。

これまでの鳴りがドライ且つアタッキーな成分が強めだった分、ブラスとしての高域での硬質な響きが前面に押し出されていたが、その成分をなるべく排除しつつも、あからさまなヴィンテージサウンドへもっていくつもりも無いので、まァ在りものと混ぜ合わせてやってみた。

ヘッドのバターサイドはコイツ。


EVANSのONYX。
そこそこの厚みを擁した2プライヘッドで、ブラックコーティングされたカラーが特徴。

このカラー仕様というのは当然効果があり、低域を強調しつつ光沢感の薄い、太い鳴りを増幅させる効果へ繋がる。
使い古しのもので、以前はウッドスネアに使っていたが、そのヘッド特性が使っていた木胴とは上手く嵌ってくれなかったので、取り外して保管していた。

この手のヘッドは、高域が暴れるシェル特性のスネアに対しては、高域の抑え込みを活用できるかと思う。


ま、
見た目にもBLACK MAGICには合っていると思うしね。


そして、スネアサイドはこちら。


REMOのRenaissance。
一般的なスネアサイドと比べると温かみのある響きを提供、つまりは過剰な高域を抑え込んだ鳴りを引き立ててくれる。

元々BLACK MAGICに装着されているスネアサイドはごく一般的なものであるので、スネアサイドをRenaissanceに変える事で鳴りは相当変化を及ぼすに違いない。

些か心配なのは、スゲー薄いって事。
規格としてはREMOで言えばディプロマットに相当するくらいのものなので、下手なチューニングすると直ぐダメにしちまうだろうな。

そうならん様には心がけているがね。


スナッピーに関しては、これまでつけていたYAMAHAの25本スナッピー。
この間一本外れて24本になったケドね(笑)。


とまァ、こんな感じだ。
実際のところ、どんな感じの鳴りになったかはスタジオに入ってみないと判らんわな。

以前から、このスネアに関しては飽きただの変えようかだの言ってきたが、嫌いなワケではないんだよ。

要らねェスネアなら、遊びであってもここまで変更する事なんぞ無いからな。

そうするのは、やはり使う事を想定しているからこそ。
ま、もう暫くはコイツで遊んでやろうかとは思う。

そうなると、以前より使っていた相棒は、再び実戦の場へと復帰させてみようかな。

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