【Sh2-131】
赤経:21h39m00s 赤緯:+57゚29' 10"
星座:ケフェウス座
視直径:170'
他カタログNo.:IC1396,vdB142 ※一部分のみ
ニックネーム:象の鼻星雲(Elephant's trunk nebula) ※一部分のみ
南中日時(@東京):6月27日03時,8月12日00時,9月26日21時 ※あくまで目安です。
撮影日時:2021/10/02 22:34
撮影地:長野県川上村
撮影機材:キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC(F2.8),ASTRO LPR Type2フィルター使用,
タカハシEM-200Temma2M赤道儀,ペンシルボーグ+QHY5LⅡM+StellaShot2により恒星ガイド
撮影条件:ISO1600,露出5分×10コマ
画像処理:Digital Photo Professionalにて現像,ステライメージVer.8,PhotoshopCS3にて処理
メモ:ケフェウス座にある巨大な散光星雲です。データ上の差し渡し170'は、満月の視直径の5倍
以上に相当します。複数の暗黒星雲が散見されますが、中心から西寄り(上の画像で右側)
に明るく縁取られたようなイメージの暗黒帯があり、その部分はvdB142の他カタログ番号
が与えられ、その形態から"Elephant's trunk nebula"(象の鼻星雲)の名称が付いています。
いわゆるHⅡ領域の赤い輝線星雲が淡く広がっている天体であるため、眼視観測は困難で
写真撮影向きの対象となっています。
星図:
AstroArts社ステラナビゲータにて作成