梅雨の晴れ間が期待できそうだった9日の晩、伊豆稲取まで☆撮り遠征してきました。
この時期、空の暗い所では夜遅くに天の川の最も濃い部分が南の空に立ち昇るのが見えます。
その中心部付近を撮ったのがこちら↓
【銀河中心付近】
キヤノンEOS60Da+17-50mmズームレンズ(@50mm),ISO1600,F5.6,
総露出時間30分(3分×10コマ),星空雲台ポラリエ使用
この日は雲が断続的に流れてきて、撮影し難いコンディションでしたが、
空の透明度は非常に良好で、久々に見た濃密な天の川に癒されました。
銀河中心部から少し北にフレームをシフトすると、七夕伝説の彦星でもある
1等星アルタイルを有するわし座付近の天の川が捉えられます↓
【わし座付近の銀河】
キヤノンEOS60Da+17-50mmズームレンズ(@36mm),ISO1600,F5.6,
総露出時間24分(3分×8コマ),星空雲台ポラリエ使用
画像上部の一番明るい星がアルタイルです。
この辺りの銀河には赤い散光星雲が乏しいため華が無い感じなんですよねー。
むしろ複雑に入り組んだ暗黒星雲の広がりが見所と言えるかもしれません。
カメラをさらに北へ振ると、はくちょう座付近の天の川を写し取れます↓
【はくちょう座付近の銀河】
キヤノンEOS60Da+17-50mmズームレンズ(@36mm),ISO1600,F5.6,
総露出時間12分(3分×4コマ),星空雲台ポラリエ使用
銀河中心からかなり離れてきますので、天の川の光芒はさすがに淡くなりますが、
画面中央やや上のはくちょう座ガンマ星・サドル付近に広がるバタフライ星雲、
さらに左上に写っている1等星デネブの左に位置する北アメリカ星雲など、
大型で著名な赤い散光星雲が点在していて、良いアクセントになっています。
ただ、いずれも肉眼では確認できない天体で、写真に撮ってはじめて存在が
わかるものばかりなのが残念でなりません。
ということで、自分は夜専門のアウトドア派ってことになりますね。
ついでに今回の遠征におけるシエンタの燃費記録を晒しておきます↓
往路、復路ともにBest3に入りました。
特に復路では車の流れが良かったせいか、最良燃費記録更新となりました。
しかしまだカタログ値27.2km/Lには届きませんねー。もっと頑張らねば・・・