明け方に2惑星を撮影。
【木星 2020.5.31 3時台前半】
【土星 2020.5.31 3時台前半】
※共通撮影データ
タカハシμ-180望遠鏡+2.5倍バローレンズ+ADC+冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool),合成F値=30,
タカハシEM-200Temma2M赤道儀,約1分40秒間のキャプチャー動画から約2000コマをAS!2にてスタック,
Registax6でwavelet処理
またしても薄雲越しの撮影となり、ノイズが多めの画像になってしまいましたが、シンチレーションは小さめで、
木星は比較的細部まで確認できるレベル、土星はカッシーニの空隙がほぼ全周にわたり繫がって見えるレベルの
イメージが得られました。とはいえ、まだまだ満足できるような結果ではないですねぇ。
ちなみに、後でwindy.comで撮影時の風の状況を調べたら、高度4200mまでは風速5m/s以下と穏やかでしたが、
9000m以上では40m/s以上の強風だった模様。また、こちらのサイトで高層の風速マップを見ると、こんな感じ。
本州はどうやら西風の強いエリア(多分ジェット気流の吹いているところ)に入っているみたいで、これが離れて
くれるともう少しマシな画像が撮れるようになるのかもしれません。でも、梅雨入りの時期が迫ってるんで、
撮影機会は少なくなるかも。