一連の記事の最後になります。
ようやく全画像の処理が終りました。ε=( ̄。 ̄;)ふぅー
今回撮影した中で最も遠方にある天体がコレ↓
【棒渦巻銀河 NGC1300】
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,ISO1600,F2.8,
総露出時間36分(3分×12コマ),中型赤道儀使用,トリミングあり
エリダヌス座にある銀河で、ユルーい巻き具合の腕が印象的です。
4年ぶりの撮影で、これも当ブログでは2度目の登場になります。
以前より淡い部分まで写ってると思いますが、ノイジーな感じなので
まだ改善の余地ありですね。感度を落として長時間露光が必要かな?
残るは銀河系内の散光星雲2つ↓
【散光星雲 IC348】
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,ISO800,F2.8,
総露出時間56分(7分×8コマ),中型赤道儀使用
【散光星雲 Sh2-231,232,233,235】
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,ISO1600,F2.8,
総露出時間32分(4分×8コマ),中型赤道儀使用
いずれも知名度の低いマイナーな天体です。
IC348はペルセウス座にある非常に淡い星間雲で、秋の撮影対象としては難物です。
Sh2-231~235はぎょしゃ座にあるHⅡ領域で、これも明るい天体ではないので、
描出が難しい対象です。どちらも露光不足で、かなり不満な撮影結果だったので、
いずれリベンジしたいところです。
2014年9月の小型連休中の撮影成果は以上です。
ちなみに来年の敬老の日は遅めの21日となり、23日の秋分の日との間の1日も
いつだったかの法改正で休みになるため、土曜日から水曜日まで5連休になりそう。
5年前にも「シルバーウィーク」なんて呼ばれ方で同じような中型連休がありましたが、
その第2弾ということになるようです。来年の同期間は何を狙っていることやら。