今日は午後から晴れ間が広がっていきましたが、天候回復ペースは
ゆっくりで、夕方はこんな感じの空模様でした。
富士山のシルエットが見えると思っていたんですけど、残念ながら
雲隠れ状態でした。益々明るく目立ってきた金星は見えました。
明朝は雪化粧が進んだ富士山を拝めるかな?
今日は午後から晴れ間が広がっていきましたが、天候回復ペースは
ゆっくりで、夕方はこんな感じの空模様でした。
富士山のシルエットが見えると思っていたんですけど、残念ながら
雲隠れ状態でした。益々明るく目立ってきた金星は見えました。
明朝は雪化粧が進んだ富士山を拝めるかな?
エレクトリックピアノがfeatureされた曲の続きです。
前記事で取り上げたカーペンターズのトップ・オブ・ザ・ワールド
がヒットした1973年、こんな曲も大ヒットしていたようです。
ロバータ・フラックの代表曲の1つで、邦題は「やさしく歌って」。
ネスカフェのCMに採用されてました(歌詞やアレンジは違うかも)。
エレピの音は歌い出しから入りますが、それほど目立たない音量の
伴奏がしばらく続いた後、サビの部分から曲の最後へ向かって徐々
に際立っていく感じです。
ビルボード全米シングルチャートでNo.1になったのは同年の2~3月
なんですが実はカヴァー曲だそうで、オリジナルは別アーティスト
が前年の1972年にリリースしていたことを最近知りました。
こちらの伴奏はエレピではなく、アコースティックピアノでした。
空気が澄んでいる上に陽射しがたっぷりで、とてもクリアに見えてます。
<今日のアメダス最低気温>
八王子:3.8℃ 富士山:-12.3℃
富士山アメダスでは今季最低気温を記録しました。ただ、昨日は
気温が高めだったのか、白い部分は一昨日より若干減ってます。
関東平野部でも冷え込んでいて、八王子アメダスの今朝の気温は
4℃を下回り、こちらも今シーズンの最低記録を更新しました。
ちなみに昨年同日の最低気温は1.8℃で、それよりは高めです。
1週間ぶりに太陽を撮影。
EOS60Da+EF70-300mm F4-5.6ISⅡUSM(@300mm)+ND10000太陽撮影用フィルター(コレ無しでは危険!)
先週と比べると黒点数がかなり減ってしまって寂しい印象です。
まだ活動期は続いてると思うので、一時的なものでしょうか?
しっかりと雪化粧した姿を確認。
<今日のアメダス最低気温>
八王子:14.6℃ 富士山:-2.9℃
御殿場や山中湖のアメダスの記録を調べてみたら15日の明け方に
降水があったので、そのタイミングで富士山が雪化粧した模様。
今後数日間にも降水確率の高い日があるので、さらに白くなって
くれることを期待してます。
シリーズで紹介している五島プラネタリウムのリーフレットの第20弾は1994年6月配布のものです。
前回紹介したのが1980年8月配布分でしたので、十数年間もご無沙汰だったことになります。
表紙には絹さやみたいな恰好の天体と木星のコラージュ写真が掲げられてますが、
この月の話題「木星と彗星の衝突」に関わる両天体のイメージなのでした。
2ページ目にその衝突現象について詳しい記述がありますが、20個ほどに分裂した彗星が
次々と木星に衝突するという超激レアな出来事が30年前に起こったのでした。
実際の衝突は7月に発生しましたが、このリーフレットはその前の月に配布されたので、
言わば予告として右側の表に各々の分裂核の衝突予想時刻が分単位で明記されてました。
地上からその現象や痕跡を観測するにはかなり大きな望遠鏡が必要だろうとの事前予想に反して
実際にはアマチュアでも口径10cm程度の望遠鏡を使って黒ずんだ衝突痕が観望/撮影可能でした。
ちなみにその現象についての追憶記事は、例えば下記リンク先にあったりします。
https://www.astroarts.co.jp/news/2014/07/17sl9/index-j.shtml
https://alpo-j.sakura.ne.jp/publications/TGS/2003-02.htm
なお、ちょうど梅雨時だったことと、アマチュアレベルの機材では到底見えないだろうという
ネガティブ情報を真に受けたことで、個人的にはスルーしてしまったのが悔やまれます。
現有機材ならそこそこ綺麗に撮影できそうな痕跡だったんで、また似たような衝突がこれから
起こってくれないかなぁーなんて思ってます。
3ページ目の「6月の星座」では半分近くがヘルクレス座(最近は「ヘラクレス座」と呼ぶ人も
多いですが、星座名としては「ヘルクレス座」が正しいです)についての記述でした。
神話上は諸々の厄介者を退治したことになっていて、さすがはペルセウスの子孫って感じ。
でも、系図を見るとペルセウスもヘルクレスも父親が同じゼウスなんですよねー・・・
異母兄弟みたいなことになっていて訳が分かりません。
4ページ目の右下にある広告が、いつの間にか「ミザール」から「ビクセン」に変わった模様。
業界シェアが十数年で変化したんでしょうね。諸行無常って感じがします。
【Sh2-244】
赤経:05h34m30s 赤緯:+22゚01' 00"
星座:おうし座
視直径:6'
他カタログNo.:M1,NGC1952
ニックネーム:かに星雲(The Crab Nebula)
南中日時(@東京):10月26日03時,12月11日00時,1月25日21時 ※あくまで目安です。
撮影日時:2024/11/05 02:48
撮影地:山梨県大月市
撮影機材:ZWO ASI585MC+タカハシμ-180+フラットナーレデューサー(F9.8),
タカハシEM-200Temma2M赤道儀,ペンシルボーグ+QHY5L-Ⅱ+ステラショット2により恒星ガイド
撮影条件:Gain252,露出5分×8コマ
画像処理:Digital Photo Professionalにて現像,ステライメージ8,Photoshop2025にて処理
トリミングあり
メモ:おうし座の南側のツノにあたるζ星の傍に位置する超新星残骸です。メシエ天体の第1番目に
登録されている天体として有名です。「かに星雲」の愛称はアイルランドの天文学者ロス卿
が大望遠鏡で観測した際に、上の写真でも見られる赤いフィラメント構造が「まるでカニの
足のようだ」と述べたことに由来します。星雲を形成した超新星爆発は西暦1054年に起こり、
日本では藤原定家が『明月記』に記録を残しています。但し、定家が生まれる前に起こった
現象であって自身は実際には見ておらず、知人の陰陽師が代々受け継いできた過去の古記録
を調べた上で記述したものらしいです。現在、その爆心点には中性子星が残っており、高速
自転に伴って電波や強いX線の明滅を一定間隔(周期33ミリ秒)で繰り返すパルサーとして、
天文学上の重要な天体になっています。
星図
AstroArts社ステラナビゲータにて作成
今月前半の某日に近場へ出掛け、こんな天体を撮ったのでした。
【小亜鈴状星雲 M76】
ZWO ASI585MC+タカハシμ-180+フラットナーレデューサー,F9.8,
Gain252,総露出時間50分(5分×10フレーム加算コンポジット),
タカハシEM-200Temma2M赤道儀,口径25mmガイド鏡にてオートガイド,
トリミングあり,山梨県大月市にて
ペルセウス座にある惑星状星雲です。こぎつね座にある亜鈴状星雲
M27を小さくしたような形態に見えることから「小亜鈴状星雲」の
愛称が付いています。小口径望遠鏡での観望に適しているとされる
メシエ天体として76番目に登録されていますが、視直径が2'程度と
小さい上に光度が10等台と暗めであるため、メシエカタログ中では
マイナーな天体の1つかもしれません。
写真撮影で存在確認程度のレベルであれば135~300mmの望遠レンズ
でも捉えられますが、形状までしっかり分かるように撮影するには
なるべく長焦点の光学系を使うのが望ましいので、今回は1760mmの
焦点距離の光学系にセンサーサイズの小さいCMOSカメラを取付けて
クローズアップ撮影しました。結果は露出アンダー気味で淡い部分
がハッキリしない写りになりましたが、中心の明るい部分で青緑色
と赤色の混在した姿はそれなりに写ってくれました。ニックネーム
の「小亜鈴状」というのは、おそらくその明るめのエリアのことを
指しているのではないかと思われます。
拙ブログで単独天体としてこれを取り上げるのは初めてですけど、
過去には偶然この近くにやって来たラヴジョイ彗星(C/2014 Q2)を
撮った際に、彗星の尾と重なった状態で捉えたことがありました。
次に撮る時は、もっと総露出時間を増やさないとダメだなぁ・・・
快晴で凄くクリアに見えてます。
<今日のアメダス最低気温>
八王子:9.6℃ 富士山:-5.4℃
昨日の八王子アメダスの最高気温は21.3℃と高めでした。
今日の気温上昇ペースは昨日より速く、9時前に18℃を記録。
この調子だと午前中に20℃を超えるかもしれません。
昨夜、再び木星を撮影。
【木星 2024.11.11 23時台】
タカハシμ-180+2.5倍バローレンズ+ZWO ASI585MC,
UV/IRカットフィルター,合成F値=30,Gain252,20ms/frame,
1024×768pix.クロップ,タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
SharpCapの取得動画500/1000frameをAS!3にてスタック(1.5×Drizzle),
16setをWinJUPOSにてDerotation処理,Registax6にてwavelet処理,
トリミングあり
この日も大赤斑が見えている時間帯を狙って撮影しました。
9日未明に撮影した時と比べて像の揺らぎは少なめだったようで、
細部の描写が若干良くなった気がします。今回は大気分散による
色ズレ補正用ウェッジプリズム(ADC)を取り外したり、1フレーム
の露光時間を短くしたり、取得動画を16本に増やしたりするなど
撮影条件を変えてみました。それも奏功したかもしれません。
でもまだ不満の残るレベルだなぁ・・・