GAZOOブロガーの皆様へ
「翔太」,「まさよし」,「ともかず」を名乗るフトドキ者が悪質コメントを書込んでます。
見つけ次第、即刻削除してしまいましょう。
削除方法はこちら(↓)を参照。
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皆様ご訪問ありがとうございます。
お蔭様で拙ブログのpv数が10万に達しました。
あと20日ほどで開設から1年になりますが、それを待たずしての到達となりました。
【拙ブログ累計pv数の推移】
つまらぬ内容にも拘わらず、たくさん閲覧していただきまして、本当に感謝です。
今週は何故か注目ブログに選ばれてまして(通算2度目)、選定してくださいました
GAZOO編集部の方々にも厚く御礼申し上げます。
最近、他力本願な記事ネタが増え、ブログトップの説明とは裏腹に何やら雑食系と
なりつつありますが、今後とも何卒ご贔屓に、宜しくお願い致します。
さて、日頃のご愛顧に感謝しまして、はなはだささやかながらオリジナル壁紙画像
(1024x768サイズのみ,ウィルスチェック済)を2点ご用意しました。
拙ない画像ではありますが、もしよろしければダウンロードしてお使いください。
下記のリンクをクリックすると例によって壁紙用画像が別ウィンドウで開きます。
壁紙の設定(更新)方法につきましては、お使いのOSのヘルプや機器の説明書等をご参照
願います。もし、すでにお使いの壁紙画像を残しておきたい場合は、事前にその画像
ファイルをバックアップしておくなど、然るべき準備をしてから更新してください。
壁紙更新の実行に伴いまして、トラブルや損害等が発生しましても、当方では一切その
責任を負いませんので、予めご承知おきくださいませ。
なお、画像を正常にダウンロードできましたら、ご面倒でもコメント欄にその旨を記し、
足跡を残していただけると幸いです(もちろん、その他の一般コメントも大歓迎)。
また、著作権は放棄しておりませんので、ご利用は個人的に楽しむ範囲にとどめて
いただきますようお願い致します(特に商用利用等はご遠慮ください)。
M45=すばる
※過去の関連記事(2009 12.25)はこちら。
NGC2237=薔薇星雲
※過去の関連記事(2010 1.26)はこちら。
1月28日(木)に火星が最接近となります。
火星は現在、かに座にあって、21時頃には東の空で橙色に輝いているのに気付くはずです。
最接近といっても今回は小接近に近いため、光度がマイナス1.3等とあまり明るくはならず、
見掛け上の大きさ(視直径)も角度にして14秒角(月の視直径の約1/130)と2003年の大接近時
に見えた最大視直径の6割程度にしかなりません。もちろん表面の模様は望遠鏡を使わなけ
れば見えないのですが、今回は倍率を200倍以上に上げないと見難いかもしれません。
ちなみに2003年の大接近時、火星のすぐ傍に月がやって来たことがあったのですが、
その時に撮った写真がこちら↓
【接近して見えた月と火星】
オリンパスCAMEDIA C-5050 + 口径18cm反射望遠鏡 ISO800 露出1/8秒 赤道儀使用
2003年9月9日撮影 ※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。
下方に見える月のへそのようなクレーターは「ティコ・クレーター」で、火星は大接近時
でも中型クレーターの半分程度の大きさにしか見えないことが分かるかと思います。
今回はその時よりも小さい訳ですから話題性はイマイチで、報道記事も少ないでしょうね。
望遠鏡をお持ちでない方は、惑星専門アマチュア観測者の撮影した画像が多数見られる
こちら(↓)のサイトで接近中の火星見物を楽しまれてはいかがでしょうか。
http://alpo-j.asahikawa-med.ac.jp/Latest/Mars.htm
オリオン座の東隣に「いっかくじゅう座」というマイナーな星座があります。
英名では「ユニコーン」といいまして、それなら聞き覚えがあるという方も多いのでは
ないでしょうか。頭に一本角のある伝説の生き物が星座になっているのです。
※Astroarts ステラナビゲータによる星座絵
ところで、いっかくじゅう座は冬の天の川の真っ只中にあるため、銀河系内の星雲星団の
宝庫になってます。その中でも一番著名な天体がこちら↓
【NGC2237】
ニコンD70 + 口径18cm写真撮影用反射望遠鏡(F2.8) ISO800
総露出時間80分(10分×8コマ加算) 赤道儀架台使用(恒星追尾)
[山梨県みずがき山自然公園にて2006年11月撮影]
その姿から「薔薇星雲」と呼ばれてます。確かに真正面から見た赤い薔薇に似てますね。
見かけ上のサイズ(視直径)はなんと満月の2倍もある非常に大きな星雲で、中心にはその
濃い星間物質から生まれてきたとされる若い星の群れが確認できます。
で、この星雲もこれまでに紹介してきた北アメリカ星雲やカリフォルニア星雲などと同じ
電離水素ガスから成るHⅡ領域であるため、肉眼では全く見えません。望遠鏡を使っても
このようなイメージには見えず、写真に撮ってはじめてその優美な姿を確認することが
できるのです。冬の夜空に咲いている薔薇の大輪が人間の目でははっきり見えないという
のは本当に残念なことですね。
ちなみに、この薔薇星雲はfornax8が最も好きな天体でして、こいつをキレイに撮影したい
という思いから星撮りを始めたと言ってもいいぐらいなんです。
未だに満足できる作品が得られてないので、今後も撮り続けていくことになるでしょう。
今夜の東京西部は好天に恵まれ、お蔭で「すばる食」がよーく見えました。
ということで、撮ったばかりの写真をアップします↓
キヤノンEOS Kiss Digital X + 200mmレンズ ISO100 F4.0
露出1/2000秒(8コマ加算平均)+1/4秒(8コマ加算平均)を合成 赤道儀使用 トリミング
[ 1/27補足 月の模様が分かりやすくなるように再処理した画像に差し替えました。]
※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。
一番明るいアルキオーネの食が始まる直前を狙ったものです。
すばるの星たちと月の輝度差が激しいので、それぞれの適正露出で撮った画像を
フォトレタッチソフトで合成してみました。ズルイやり方かもしれませんが、
観賞写真ですから、まあ許してやってください。
しばらくお休み状態だった個人的なお気に入り曲の紹介を再開します。
今年最初に取り上げるのはU2の"With or without you"です。
秀逸なライブ演奏の映像はこちら↓
1987年にこのバンド初の全米No.1ヒットシングルとなりました。
この曲が収録されたアルバム"The Joshua Tree"も世界的な大ヒットとなり、
バンドの人気が不動のものになりました。
この曲の歌詞は凄いですね。「君がいてもいなくても生きていけない」なんて。
このバンドの母国の社会的(宗教的?)背景がこのフレーズを生んだようです。
んー、深いなぁ。
1月25日(月)の19:00頃から、月が「すばる」の前を横切っていく現象が見られます。
この日の月齢は半月(上弦)過ぎなので、かなり明るいのが難点ですが、双眼鏡や望遠鏡を
使えば、すばるの明るめの星たちが順次月に隠されていくのが観察できると思います。
すばるの中で最も明るいアルキオーネが月の暗縁に潜入する予報時刻は以下の通りです。
札幌 20:52
仙台 20:39
新潟 20:35
東京 20:33
長野 20:31
静岡 20:29
名古屋 20:26
京都 20:24
大阪 20:23
広島 20:16
松山 20:16
福岡 20:11
那覇 19:59
東京で見るアルキオーネ(明るさ約3等)の潜入時における月の位置がこちら↓
(Astroarts ステラナビゲータによるシミュレーション)
※斜めの線は白道(月の通り道)で、月は右下から左上に移動していきます。
月が明るいので、実際には望遠鏡を使ってもこれほどたくさんの星は見えず、
星団に纏わり付いたガス星雲も確認できません。
食される主な星は、潜入時刻順にエレクトラ,メローペ,アルキオーネ,アトラス,プレイオネ
の5つになります。上のシミュレーション図ではエレクトラの食が既に終って
メローペが月のほぼ真後ろに隠れている状態になってます。
ちなみに、すばる食が次に見られるのは14年後だとか。見逃せませんね。
久々に国際宇宙ステーション(ISS)が見えそうです。
22日(金)の18:23頃、佐渡島北端から茨城県北部を結ぶ線上の上空をISSが通過します。
こちら東京西部では、北西の地平から北の空の仰角60度まで飛行するのが見え、
最後は地球の影の中に入って突如姿を消すようです。予報では明るさが最大で
マイナス3.4等に達するというので、かなり目立つことでしょう。
で、日本のどの辺を通過するのかを上から見下ろした図がこちら(↓)で見られます。
新潟市あたりでは頭の真上を通過していくようです。
なお、今月は24日の17:30頃にも好条件で見られます。来月に入ると明け方の空にしか
見えなくなり、早起きする必要が出てきますので、夕方に見るなら今週末がチャンスです。
2週間ほど前、某新聞紙上に相模湾で蜃気楼が見えたとの記事が載ったらしいです。
そこに掲載されていたのは遠くの陸地が宙に浮いたような写真で、
いわゆる「浮島(うきじま)現象」をとらえたものだったようです。
個人的にその現象だったら伊豆半島の付け根の東岸付近で毎年のように見ているので、
さほど珍しいことではないと思うのですが、気付く人が少ないのかもしれません。
実は先週末に東伊豆まで天体撮影に行った帰り、日の出前後の頃に国道135号線沿いで
見えた蜃気楼を撮影してみました。ちなみに、撮影地は小田原市内、根府川バス停の
ある場所で、かつては真鶴道路のパーキングエリアだった所です。
まずは日の出直前に撮った浮島現象がこちら↓
だいたい東南東方向にあたるので、左側に写っている陸地は三浦半島、その右に点々と
写っているのは房総半島の一部ではないかと思われますが、確かに浮いたような状態に
なっているのが分かります。
ここから見る日の出もなかなかキレイなので、ついでに撮ってみました↓
で、日が昇った後に狙った、もう少し近い所(湘南付近?)の景色はこんな状態でした↓
なんか海の上の浮上都市って感じで、よく見ると下に鏡像が見えているようです。
さらに近い景色をとらえたのがこちら↓
左右を貫くように写っている道路はおそらく西湘バイパスで、橋の部分を見ると下側に
はっきりとした倒立像が確認できます。でも手前は海ですから波立ってない静かな水面が
あるはずもなく、これはまさしく光の屈折のいたずらによってできた蜃気楼の上下反転像
に間違いありません。
この場所で日の出を撮影する人は結構多かったのですが、太陽方向とは関係ない遠くの
海岸線を狙っている輩は約1名でした。傍から見ると変な奴と思われてたかもしれません。
なお、いずれの写真もデジタル一眼レフ+200mm望遠レンズで撮影したものです。
さて、ここで見えるのは「下位蜃気楼」と呼ばれるもののようです。冬期の冷え込んだ
朝などに上側に冷たい空気の層、下側に暖かい空気の層ができることで発生する現象で、
夏期にアスファルトの路面などに見られる「逃げ水」と同じ類のものです。
蜃気楼というと富山湾が有名ですが、そちらで主に話題に上る蜃気楼は「上位蜃気楼」
というもので、遠くの建物が上に伸びたように見える現象らしいです。それは上側に
暖かい空気の層、下側に冷たい空気の層ができた際に見られるそうです。相模湾では
そのような気象条件になることはまずないかもしれません。まあ、下位蜃気楼でも結構
面白い光景なので、冬に海沿いをドライブするような機会があったら、遠方の海岸線の
景色をチェックしてみるのも一興かと思います。
ただ、よそ見運転で事故を起こすことのないよう、車を適当な駐車エリアに停めてから
じっくり眺めるようにしましょう。双眼鏡があると、よりいっそう楽しめますよ。
なお、蜃気楼についてはこちら(↓)に、その原理が詳しく説明されてます。
https://www.city.uozu.toyama.jp/nekkolnd/shinkiro/index.html
「根府川バス停」地図