Starlight Terrace

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Killing Me Softly With His Song

2024-11-20 17:25:03 | エバーグリーン

エレクトリックピアノがfeatureされた曲の続きです。

前記事で取り上げたカーペンターズのトップ・オブ・ザ・ワールド
がヒットした1973年、こんな曲も大ヒットしていたようです。

ロバータ・フラックの代表曲の1つで、邦題は「やさしく歌って」。
ネスカフェのCMに採用されてました(歌詞やアレンジは違うかも)。
エレピの音は歌い出しから入りますが、それほど目立たない音量の
伴奏がしばらく続いた後、サビの部分から曲の最後へ向かって徐々
に際立っていく感じです。

ビルボード全米シングルチャートでNo.1になったのは同年の2~3月
なんですが実はカヴァー曲だそうで、オリジナルは別アーティスト
が前年の1972年にリリースしていたことを最近知りました。

こちらの伴奏はエレピではなく、アコースティックピアノでした。


Top Of The World

2024-08-19 19:25:21 | エバーグリーン

エレクトリックピアノがfeatureされた曲の続きです。

エレピの中でもウーリッツァー(Wurlitzer)が使われた曲で、とっても有名なのがコレ。

1970年代を中心に大活躍したアメリカの有名な兄妹デュオであるカーペンターズが
1973年にリリースしたシングル曲で、同年12月に全米シングルチャートでNo.1になってます。
映像でも見られますが、兄のリチャード・カーペンターが弾いてるのがウーリッツァーでした。
イントロで際立ってるのはスチールギターの音ですが、ボーカルが入る直前からエレピの伴奏が
よく聞こえてきて、冒頭の歌詞 "Such a feeling's coming over me" に続く演奏部分が
個人的に最もインパクトが強く、聞き惚れてしまったものです。

日本ではCMによく使われてきた曲で、今もセブンイレブンが採用してますね。
過去にはファミリーマートがクリスマスケーキのCMで使ったり、
日本生命、ライオン、JR西日本などもCMに採用した履歴があります。
いずれも別なアーティストによるカバーでしたけど、コレはオリジナルでした。

まぁ、本物のお二人が出演してましたからね。当時オマケのコップが欲しかったなぁ・・・
メロディも歌詞もアレンジも素晴らしいので、世紀を越えて愛され続けているのでしょう。


The Logical Song

2024-06-28 13:57:00 | エバーグリーン

エレクトリックピアノがfeatureされた曲を続けます。

エレピと言えばフェンダー・ローズ(Fender Rhodes)が有名ですが、ウーリッツァー(Wurlitzer)というのもあります。
それが使われた曲で個人的に思い出に残ってるのがコレです。

"The Logical Song" (邦題:ロジカル・ソング)というタイトルの曲です。
スーパートランプという英国のグループが1979年にリリースし、全米シングルチャートでは6位まで上がりました。
歌詞の中に形容詞がたくさん出てくるので、当時高校生だった自分は英単語を憶えるのに役立たせてもらいました。

これを収録するアルバム"Breakfast in America"は全米アルバムチャートで同年5月後半から4週連続1位となった後、
2週ほど首位を陥落するも、6月後半には1位に返り咲き、年間アルバムチャートでは5位の大ヒットを記録しました。
ウチにはそのLP盤がまだ手元に残ってます。ジャケットデザインは結構インパクトがありました。

1980年にジャケット部門でグラミー賞を獲得してます。
でっかく写ってる通称「リビーおばさん」は米国の女優さんで、このバンドのメンバーではないんですけど、
アルバムのプロモーション目的で来日し、TV番組にも出演していた記憶があります。


What Kind of Fool

2024-04-24 00:58:17 | エバーグリーン

ビー・ジーズのバリー・ギブがプロデュースした曲にはこんなのもありました。

バーブラ・ストライザンドの1980年リリースの全米No.1ヒットアルバム "Guilty" に収録されているデュエット曲で、
同アルバムからの第3弾シングルとしてカットされ、全米チャート最高位は10位でした。日本盤のタイトルは「別離」。
イントロはエレピの音で始まり、左右のチャンネルで揺れ動くような作りで印象度を高めてます。
バリー・ギブと言えばカウンターテナーの高音域ボイスが特長ですが、この曲ではコーラスパートの一部を除いて
男声域で歌うことに徹している感じです。


(Our Love) Don't Throw It All Away

2024-03-25 09:02:02 | エバーグリーン

1970年代後期に大人気となったビー・ジーズが関係した曲に、こんなのもありました。

ビー・ジーズはギブ3兄弟で構成されてましたが、彼らの下の弟で末っ子にあたるアンディ・ギブが1978年の秋に
シングルリリースした曲です。邦題は『愛をすてないで』。イントロからエレピの音で始まるバラード曲でした。
作詞を担当したのはビー・ジーズ最年長の兄バリー・ギブで、1977年公開の映画 "Saturday Night Fever" への様々な
提供曲を制作するセッション中に生まれた一曲らしい。残念ながら同映画には使われなかったものの、その後に弟へ
提供することになった模様。アンディが1978年にリリースしたアルバム "Shadow Dancing" からの3rdシングルとして
カットされ、全米ビルボードチャートでは最高位9位を記録しました。そのアルバムと同名タイトルの1stシングルは
1978年の年間チャートで、兄たちビー・ジーズの大ヒット曲 "Night Fever" や "Stayin' Alive"、"How Deep Is Your Love"
を抑えて1位に輝きましたが、それと比べれば地味なヒットに終わりました。ルックスも音楽性も優れていたアンディは
当時、アイドル的な人気を誇るアーティストで、全米デビューからノリの良いシングル曲をリリースしてきていたので、
こういうバラード曲はウケがあまり良くなかったのかもしれません。個人的には割と好みの曲風ですけどねぇ・・・

ちなみに、1980年代に入ると人気が衰え、薬物中毒やうつ病などもあって活動の場を失いますが、それらを克服して
復活を目指していた中、1988年に30歳という若さで急逝しました。ドラッグに体が蝕まれてなければ今月66歳を迎え、
まだ何らかの音楽活動に携わっていたかもしれません。


How Deep Is Your Love

2024-02-21 17:26:22 | エバーグリーン

エレピの音で始まる名曲で個人的に大好きなのがコレです。

ギブ3兄弟から成るビー・ジーズが1977年にリリースした大ヒット曲で、邦題は『愛はきらめきの中に』。
80年代へと続くディスコブームの発端となった映画 "Saturday Night Fever" のサウンドトラック盤に収録。
同年9月にシングルカットされ、12月に全米チャートNo.1になってます。
サントラ盤は全米アルバムチャートで24週連続No.1を記録し、1978年のグラミー賞で最優秀アルバム賞に輝きました。
イントロからとろけるような音が続き、3人のハーモニーも歌詞も含めて印象深い曲で、個人的には70年代を代表する
珠玉の名曲だと思います。


James

2023-09-17 10:51:26 | エバーグリーン

このエレピの音はカワイイ感じ。

ビリー・ジョエルの1976年リリースのアルバム"TURNSTILES"(邦題:ニューヨーク物語)の収録曲。
最初から最後までエレピ特有のとろけるような音が響きます。
ちなみに収録アルバムのジャケットはこんなのです。

収録曲ごとの登場人物(架空)がビリーを囲んでいるという仕立てで、中央奥で書籍を抱えている男性がJamesらしい。
このアルバムは商業的には成功しなかったものの、後の活躍に繋がる名盤として高評価されてます。
なお、アルバムタイトルのTURNSTILESは写真に写っている当時のNY地下鉄の回転式改札機のことです。


Just the Way You Are

2023-08-24 12:23:55 | エバーグリーン

このエレピの音にも癒されますねぇ。

ビリー・ジョエルの1977年リリースのアルバム"THE STRANGER"からのシングルカット曲。邦題は『素顔のままで』。
全米シングルチャート最高位3位。1978年のグラミー賞で最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞を受賞してます。

名盤と言われる"THE STRANGER"はウチにLPレコードとCDの両方があります。ジャケットの表裏はこんなのです。

LP盤はそれこそ擦り切れるほど聞いたお気に入りの1枚です。