hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

死刑回避の裁判員

2010-11-02 09:46:34 | 日記
 政治も司法も大衆迎合で、支離滅裂。 判例に倣うしか能が無い法曹界が、判決に自身がないのか、民意重視を建前に裁判員制度を取り入れたが、結局、判例重視から脱却できずに、無期懲役。 
 多分、裁判員は被害者意識が強いから気持ちは死刑の方向にあったでしょう。日本の世論では死刑廃止と容認が二分している状態ですから裁判員には判断出来かねます。 裁判官の判断に委ねるという結論でしょう。
 こういう司法の職務怠慢を正当化する為の機構なんて無用です。全てが予算の仕組みに似た、無用を肯定するためのマヤカシでしかありません。日本中、この無駄が蔓延っています。本来、組織は簡素で明瞭であるべきです。 複雑にして見難くするのは、組織を巧みに利用しようとする輩の愚策でしかありません。
 現在、問題になっている特殊法人や非営利団体、任意団体などは全て隠れ蓑です。 全ての組織を公にして、見易く出来る仕組みに変えるべきです。 国会で法案を通す場合も過去の法規を廃止せず次から次へ付け加えるという決め方ですから、問題が山積みになるのです。 挙句に特例や附則の付帯で間に合わせてしまう手法ですから、法律自体が矛盾だらけです。
 本当に必要なものだけを残して、不要、無用な法律、機構、組織を整理すれば財政は容易に改善出来ます。
 世界に対しても、バブルのころのように肩で風を切って向かっていけるような日本ではなくなっています。 どんどん落ちぶれて行っているのに虚勢を張る、昔のヤクザ紛いのチンピラのような状態の日本です。 自分たちが考えているほど、世界は日本に重きを置いてないという事を思い知る時が来ているのです。
 この重大な時に、醜態を晒している政府の有様でも尚、メディアも世論も、相変わらず浮かれて踊っている状態の日本です。 面白、可笑しく毎日が暮らせれば良いというのは、大衆だけで良いのです。日本中が踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損、損という状態です。こんな状態は大衆だけで十分です。
 国を引っ張っていく人間まで、大衆以下の有様だから海外からも見下されてしまうのです。 教育の面や情報提供の面から、国を変えて行かなければ、立ち直れませんよ!

世論、メディアに煽られ

2010-11-02 08:24:50 | 日記
全く見えない政権与党の方向性。
確固たる思想も信念も無いから、尖閣諸島も北方領土も、毅然とした態度が取れません。
結局、メディアや世論に振り回されて、右往左往。
一方で実効支配が重要と言いながら、実効支配されている北方領土も固有の領土。
完全に矛盾しています。
大衆迎合内閣の悲劇ですね。