日本政治の崩壊

　民主党が総理のしがみ付きに押し切られ、自民党は民主の会期70日延長案を受け入れざるを得ない状況に追い込まれた。そこには、政治信念も理念も無く、場当たりの対応に明け暮れている現状です。　強気の石原幹事長などさすがに、姿も見せない状態である。
　国民は、どこまで行っても蚊帳の外で、政治家の眼中には無い。口先では、調子の良いことを言って見ても国民に見透かされて、ふて腐れた状態である。　
　経済、教育すべての分野で、国力は落ちるばかりである。ものは言い様で、いつの時代も、あの政策を打たなかったらもっと、酷い状況を招いていた、何もしなかったらもっと悪い状況になっていたと自己弁護を繰り返す。
　さすがに、原発事故などは逃げるすべが無いから、自民時代のツケのような表現で責任転嫁する。どこまでも腐り切った方便である。
　戦後の高度成長のお陰で、能天気になった日本国民が人事のように見過ごすうちに、日本はとんでもない方向に進んでいるのである。政治が作った大きな国の負債以上に、国の質という面でのマイナスは将来、大変な負担を強いられるという事に注視すべきですが、日本国民ではとても無理なようです。
　一人ひとりが、こういった問題を認識して、将来に備えるしか道は無いようです。　皆さんも、人事と思わず、心して臨んで下さい。全ては自分の為です。