日本の闇！

　今、日本ではオリンピックを初め、東京都の市場移転問題、病院や介護の現場での事件と複雑に表面化しているように見えますが、全てが氷山の一角で、とても解消される方向には向かっているとは思えません。

　自然界では自浄作用とか新陳代謝と言って、状態変化が必然として発生します。　人間社会でも同じように代謝はあるのですが、その状態や状況によって様々であり、時間的にもマチマチです。

　人間の体も同様で、その病気にも依りますが遅れれば遅れるほど症状は重くなり、場合によっては手遅れになります。

　国も社会も同じです。　闇の部分が深ければ深いほど表面化が遅れて、健康な状態を取り戻すのに時間も労力も必要になります。

　では、今の日本の状態はと言えば、隅から隅まで腐ってきています。　政治から医療、教育まで腐敗しています。　法曹界まで浸透しているから難儀です。

　権力を有する者、優位な立場にある者が、より優位に在ることを望み保身を図る傾向です。　この流れは半世紀に及びます。　強い者は益々強くなり、弱い者は益々、追い詰められて行きます。

　日本だけではありません。　欧米も格差が拡がるばかりです！　一般に民主国家といわれる先進国は皆、この道を辿っています。

　民主主義の国々は、どこで、どう道を踏み外したのでしょうか？