大岡越前、水戸黄門

長年、こういった時代劇が、特に年配者に好まれて来ました。
本質的には、日本人のこのような風情を好む姿が、歴史的にも明らかでした。
ところが昨今、時代の流れというか、悪い者がのさばり、強い者が勝つのが当たり前の時代に変わって来ました。
それはそれで良いでしょう。
ところが、今日では狡い者が、善人ぶって、ほくそ笑むという、誠に情けない時勢になってしまいました。
弱肉強食は、一歩譲って是としても、この人間としての質の悪さは許せないのです。

人への想い

私がこの歳になって何故これ程までに、ブログに拘るのか？人間の心は、言葉で伝わるものではない亊を人の何倍も知っているからです。
人がこの世界に存在する意義と価値について、全ての人に自ら自覚して欲しいと願っているからです。
特に日本では戦後大切なものを失って来ました。ひたすら欲望を満たす亊ばかり追い求め、心の問題など、人間にとって価値の無い物として形骸化してきたのてす。本来、この認識は人には大変必要な自覚です。この世に生まれた者の使命です。
人が救われる道は、ここにしか無いのです。
このブログから、皆さんに私の心を読み取って欲しいと願っています。
進化論で言う、動物の一部の畜生ではなく、人間として！

就職状況

　国内では、規制等の削除で、労働者や働き手の立場は不安定かつ悪化の一途を辿ってきています。　自由の名の下に、経営者側のやりたい放題を、看過してきたツケです。　政治も国民も、無頓着、無関心で過ぎていた結果です。
　いずれ行くとこまで行って、その時にならないと気付かないのが日本人です。　すでに労働者に地位も権威もちに落ちています。　これを善しとして来た、無能な指導者や支配者達も、その時になって後悔する事になるでしょう。
　社会は、定期的に拡大や縮小を繰り返し、是正したり、自浄して再生するものです。　あまりにこの作用が働かず、荒廃が進むと必然的に破綻が大きくなります。立ち直りに時間もかかり、苦難も相乗的に大きくなるのです。　その意味で、２０年前に乗り越えるべき時期があったのに、ここに至るまで、是正や自浄が成されなかったツケがきているのです。
　本来、新卒の雇用まで大きく影響する事態は最悪なのです。　確かに、余剰人員を抱えた企業にとっては、辛い選択でしょうが、それだけではないのです。　背に腹を替えられないとばかりに、安い賃金の雇用を確保する事しか考えない世相の堕落が一番の問題です。
　政治が、庶民や労働者に対する確固考えを持たない限り、日本の雇用も景気も回復することはありません。

心の問題

　はやぶさの齎した小惑星の粒子は一部の興味を持つ人達にとって大きな意味のある出来事に違いありません。私も宇宙の神秘については大変興味があります。出来得ることなら宇宙と人間の存在価値と意義を知りたいと思うのです。
　ただ、個々に願う想いと、人間社会という仕組みの中での相対的な価値は、どこまでも限られるものである事を忘れてはいけないと感じます。　全てに優先順位があって決まるもので、絶えず個の部分と全体とのバランスによって相対的に決まる価値であるのです。　この実験の成果は、単に結果でしかない事も冷静に受け止めなければなりません。
　日本では、こういった文化や科学的な実験にお金を掛けると、必ず成果が求められます。　逆に、結果を出さないと予算が得られないという現実もあります。　
　そういった流れの延長線上にに、この度の映像漏洩問題や検察の特捜問題も存在しているのです。　つまり、手柄を過剰に評価する日本風土の問題です。　歴史の中でも、ひとつの事実に対しての評価が過大になり過ぎたり、逆に過少すぎて努力が報われないケースも多々ありました。
　先日、記事にした大阪の女医さんの死についても、もっと重大な事件として取り上げて欲しいのですが、メディアも国民もほとんど無関心です。　毎日、面白、可笑しければ視聴率が上がってスポンサーが喜ぶという発想しか無いし、国民も日常の生活に愉快さばかりを追い求めてしまっています。
　結局、何が幸せで、何が歓びであるかの感性の問題のように想うのです。　私は、日本人が感じるこの歓びに対する感性の貧しさを嘆いているのです。
　政治、経済では、何事にも、冷静で社会的な評価を下して決定されて行くべきです。　個人の欲望や事情で決定されてはならない事が、日本社会で混同されてしまっています。

国会議員の詭弁

公務員や議員が恵まれ過ぎていて、報酬が半分になったら、議員では居られないとか？
名古屋の市会議員達も同じような言い分ですが、嫌なら辞めれは良いのです。報酬が半分になろうと、三分の一になろうと議員をしたい人は沢山います。
自己擁護を繰り返しすしか能の無い人間に国会議員や市会議員の資格はありません！
　河村市長のいうように、昔の議員のように完全にボランティアで勤めろとは言いません。　しかし、国民並みのレベルの収入では務まらないというなら辞退すればいいのです。　恵まれ過ぎた状況を正当化し、政治に金が掛かるからと言うなら、掛からないようにすれば良いのです。

裁判員不要論

判決に、確たる信念が無いのなら、裁判する側の資格はありません。
中途半端で曖昧な判断を基に、裁判員も裁判官も、よくも判決を下せるものですね。
自己欺瞞、以外の何物でもありません。人間としての理性と人格の問題です。
確たる信念で堂々と判決できないなら、引き受けるべきではありません！

白鵬の役目

今場所の白鵬は、体の張りも良くないから、負けの予感はありましたね。
協会の荒波も収まったし、白鵬は十分に役目を果たしたから協会から見れば万々歳でしょう。
結局、大獄親方と琴光喜相だけが貧乏クジを引いてお仕舞いでしたね。相変わらず、杉山とか言う食わせ者は、格好に拘る様子ですが、相撲も所詮、単なる興業です。
勝って、感情を出すのが悪いなんて、特殊な感覚の持ち主ですよ！
力士も力士以前に、人間なんです！

虚飾の暴露

ビデオ漏洩についてのコメントで、自らの行為を正当化する文言が並べられていますが、甚だ疑問に感じます。
国民に、真実を知らせたかったと仰るなら、二時間と言われる全ての画像を示してからにして欲しいのです。
都合良く編集した場面の映像では、真実とは言えません。
見せても良いと判断して編集したものでは、国民騙しの道具にすぎないからです。
いずれ中国も、その点を突いてきます。今までも散々目先、口先の騙しに騙されてきたじゃないですか！
真実をと仰るなら全てを公開してからにして欲しいですね。何度も同じ繰り返しばかりですね！

宝くじ不買運動

海外なら、日本のような状況下では、宝くじは買うべきではないという、動きが活発になります。
日本では、そんな風潮は全く見受けられません。
国民性の違いですね。
これでは改革せよという方が無理な話かもね！

天皇制復活

日本が変わり得るのは、この天皇制復活しかないのかも知れません。
最後は、何百年先になるかは知れませんが、そういう民族なんでしょう。
近隣諸国には脅威かも知れません。
それまで国民の苦労は続くのでしょうか？
歴史は繰り返すの言い伝え通りかも！