米国2月の雇用統計:
・非農業雇用者数増減 24.2万(予想19.5万)
・失業率 4.9% (予想4.9%)
・時給 +2.2% (前年同月比)
完全雇用に近づけば、時給は上がりますね。理屈通り。
米国の景気後退のシグナルは出ていません。
ところが、ブルームバーグで、ジム・ロジャーズ氏:「確率100%」で米国は1年以内にリセッション入り の記事。
ロジャーズ氏は「米国が前回リセッションを経験してから7ー8年が経つ。歴史的に見ても、理由はどうあれ4ー7年ごとにリセッションを経験してきた。少なくともこれまではずっとそうだった」とし、「必ずしも4-7年ごとというわけではないが、債務を見れば分かる。膨大な額だ」とコメント。
私は、期間は関係ないと思います。
経験則を言うなら、過去のリセッションの前に、イールドカーブが逆イールドになったり、クレジットスプレッドが拡大しましたが、現在は、そうなっていません。
また、企業債務については、債務金額そのものではなく、GDP比で語ってもらいたいのですが、米国の企業債務/GDPが過去のピークを越えて増大しているファクトはありません。
ちなみに、企業債務/GDPに関しては、中国が突出して増大を続けています。こっちの方が危ないでしょう。
・非農業雇用者数増減 24.2万(予想19.5万)
・失業率 4.9% (予想4.9%)
・時給 +2.2% (前年同月比)
完全雇用に近づけば、時給は上がりますね。理屈通り。
米国の景気後退のシグナルは出ていません。
ところが、ブルームバーグで、ジム・ロジャーズ氏:「確率100%」で米国は1年以内にリセッション入り の記事。
ロジャーズ氏は「米国が前回リセッションを経験してから7ー8年が経つ。歴史的に見ても、理由はどうあれ4ー7年ごとにリセッションを経験してきた。少なくともこれまではずっとそうだった」とし、「必ずしも4-7年ごとというわけではないが、債務を見れば分かる。膨大な額だ」とコメント。
私は、期間は関係ないと思います。
経験則を言うなら、過去のリセッションの前に、イールドカーブが逆イールドになったり、クレジットスプレッドが拡大しましたが、現在は、そうなっていません。
また、企業債務については、債務金額そのものではなく、GDP比で語ってもらいたいのですが、米国の企業債務/GDPが過去のピークを越えて増大しているファクトはありません。
ちなみに、企業債務/GDPに関しては、中国が突出して増大を続けています。こっちの方が危ないでしょう。