ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

消費減税

2016-03-07 07:20:12 | Weblog
これまで述べてきたように「消費の底割れ」はリーマン・ショック以来である。そして「消費の底割れ」が実質GDPや名目GDPの拡大を阻害している。日経平均の動きに目を転じてみても、年初来の株価の落ち込みは、同様に年初から株価下落が始まった1990年(バブル崩壊)、1998年(アジア通貨危機、金融危機)、2008年(リーマン・ショック)、2014年(消費税増税)のいずれの時期と比較しても悪化が進んでいる。「いついかなる状況下でも消費税率を10%に引き上げることが必要だ」という主張は非合理としか言いようがないが、現下の状況は、まさに安倍首相が消費税増税の再延期に際して述べた必要条件を満たしつつあるのだ。

 名目GDP600兆円を達成するという「名目GDP水準目標政策」を安倍政権が真剣に達成するつもりがあるのならば、消費税増税は延期ではなく凍結すべきであり、かつ消費税減税に踏み込むべきだ。消費税減税を行うために乗り越えるべきハードルは高いだろうが、消費拡大の特効薬であることは確かである。それこそが日本経済にとっても、また世界経済にとっても必要な政策だろう。

出所:「消費低迷の特効薬は消費税減税だ」片岡剛士氏 2016年03月02日(水)
http://www.newsweekjapan.jp/kataoka/2016/03/post.php

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片岡剛士氏のように、GDPを上げ、税収を増やすには、IS曲線を右にシフトさせる「消費減税」(例:消費税8%→6%)が選択肢として浮上しているのですね。

ロジカルなソリューションだと、私は思います。

コメント
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