絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

ヤンキー先生

2006年12月02日 10時52分14秒 | 子ども
いじめ問題炸裂!?で、もともとそのために集められた人ではなかった
教育再生会議の面々。
その委員のメンバーのひとり、ヤンキー先生。

昨日のニュースで、いじめた子どもの出席停止を推進する意見を
述べてましたが、この委員になってから、彼の目つきが変わったと
思うのは私だけ?なんか、目がすわってますよね、寝てないのかな!?
「なんとかしなきゃ!」と必死に考えてるんでしょうね。
この「なんとかしなきゃ!」が現場の先生方の大半の人にあったなら
こんなにひどい状況はくいとめられたかも…しかし…

「こころの相談室」や「カウンセリング」など
うちの学校でも先生以外の人の派遣はあるけれど
そんな学校にツーカーの、スパイみたいな人間に
深刻なことを相談できるのか、という疑問もある。
子どもからしたら、そのひとがどういうふうに対応してくれるのか
わからない、信用せよという方が無理なことだ。
相談したからには、確実にいまの地獄から救ってくれなきゃ
その子にとって意味はないのだから。

いじめた子どもに対する別室指導の取入れで
とりあえずは、いじめは絶対に許さない、
したら罰せられるんだ、くらいなことは認識ができたといえるのか。。。
しかし、この「いじめた子ども」を誰が指導するの?
それも担任や学校内ですか?
う~~ん、いまのうちの学校だけみても、とてもそんな余裕ない様に
思いますよ。クラスを静かにさせることさえおぼつかないのに。

「いじめた子ども」に必要なのはむしろカウンセリングでは?
相手が苦しむのを見て喜ぶ真っ黒な気持ちの根っこにあるのは何か?
それを吐露すればその子どもも楽になり、その子の親も
自分たちの家庭生活を見直さざるを得ないでしょう。
反省するのは学校よりさきに「家庭」でしょうが。
ああ、その家庭もたよりにならないか…
どうするんだ~~~