絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

土佐の海、突入

2006年12月20日 18時08分21秒 | 一絃琴
『後の月』それほどてこずらず、『土佐の海』に突入
波を連想させる芦管を滑らす弾き方がちょっといままでに
ないやり方かな、と思うけど今までのほうがずっと難しかったです。
(慣れてきたのかな?)
この曲はよくよく弾かれる曲なので、なじみがあります。
あと『伊勢の海』も。感情移入できるかどうかはまた別な問題ですが。

今日は練習が終わった後、ひとしきり一絃琴の辿ってきた道について
先生と雑談。戦後、この琴は復興したかにみえたけれども
これからどうなっていくかによって、ふたたび廃れていくかもしれない
などとふと思いました。
真鍋豊平が何百人も弟子を擁していたのは、やはり、抜群の腕前だったからと
想像します。その豊平に指導されて、また、聞く人の心を打つ演奏のできる
奏者が生まれていき、一世を風靡したということなのでしょうね。



付け袖

2006年12月20日 17時27分53秒 | きもの
ずーっと前からほったらかしにしてあった付け袖パーツを
2組完成した(ただ縫っただけです)
それを、青黒格子のウールと大島柄の茶ウールにつけてみた。
・・・なんか変
何かな~~、ウールのごわっとした感じに正絹が不釣合いなのか

意気消沈、いろいろあるどーでもいいキモノ類を広げて
組み合わせていたら部屋がもうどうしようもなくとっちらかってしまい
う~~~~~、これじゃあ、余計ストレスが溜まるってもんだ

それで、自分の持っている着物や帯を一覧表にしてみた・・・・
いったい何をどう思ってこれらを買ったのかナ。。。
・・・って、なんでこんなの買ったかわからん、みたいなのが多く
やっぱりアヒルの宣伝じゃあないけど、よ~~く考えてから
買い物はすべきであると思ったのだった
(遅いゾ

自分は、ほんまもんのアンティークにどうしても目が行ってしまうけど
現在の状態じゃあ、普通のキモノも着ていないのでダメですわ。。。
それに、やっぱり一絃琴の演奏にも着られるような
華やかな訪問着がいいなあ、なんて思ってしまい、
一覧表を作ったことが『やぶへび』に~~
茶道では胸や袖に絵柄のない「色留袖」などが茶器の邪魔をせず
良いと思うけど(色無地は、あまりにもつまらない)
座ってする琴の演奏は、逆に肩に模様があったほうが華やかでいいのです。