日帰りツーリング

　13時過ぎ、バイクで自宅を出発する。
　そう！とある目的地に向かって、海岸線を走行する。
　やがて、目的地・近くなって、国道から県道へ・・
　そして、思い出していた。
　輪番勤務で、土日に無関係に”休日”があった。
　唯一の楽しみが”釣り”であった。
　（50数年前、自転車で）「よく此処まで、来たもんだ！」
　当時の住まいで有った、独身寮から30数Ｋｍはあるでしょうか・・？
　目的地近くは、急な上り坂がある。
　それでも、此処までやって来て釣りを、楽しんだ。
　釣果をあげても喜んでくれる人は居なかったにも関わらず・・・！
　この様な、昔を思い出していると、県道の終点に至った。
　小さな入浜があり、釣りや海水浴を楽しむ人達が居た。
　「あれ！此処ではない・・！」
　私が行きたかった”目的地”に至らなかった。
　確信（道順に）がなかった結末である。
　早々に折り返す。
　やがて、行きたかった”場所”の標識を、見付け走行する。
　目的地に至ると、多くの家族やグループが去り行く”夏”を惜しみ・楽しんでいる様であった。
　周辺を見て回り、帰路についた。
　帰路は、山間地を走行し帰宅した。
　行くときは、夏の太陽は、雲間に隠れ射光はなく、涼しさを感じていた。
　しかし、帰りは、西日の射光を浴び、夏の日差しを感じた。
　約１６０Ｋｍの日帰りツーリングは無事に終わった。

　天の声・・
　キャンプ道具を積んで、行ったのでしょう！
　ところが、意に沿わないキャンプ場の環境から、キャンプをするのを諦めて帰って来たのでしょう！
　格好を付けず、正直に日記にすれば・・・