HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

喪失と無償の愛

2005年12月02日 | 邦楽
一青 窈の「かざぐるま」の詩は今ここにいない誰かへの手紙のようだとある雑誌に書かれていた。そして、そこに彼女のインタビューが載っていたのだが、「好きだなあとか愛してるってその渦中で幸せ真っ最中にいる時は案外思わなくて、切実に思うのって、うまく結ばれなかった時とか、負の時にこそ強くそれを感じるものですよね」と彼女は語る。

たぶん人というのは負を背負う時に自分の中を深く見つめるんだろうな~。

逆にうまくいっている時って大事な事を見落としてしまうことが多い気がする。

昔の彼をいい思い出の中で思い出せるのは結ばれなかったからなんだろう。

もちろん結ばれた後でもいろんな出来事があって、何度も何度もそれを乗り越えていくのがきっと愛するということなんだろうね。

いったい今ここを見て下さっている方たちはどんな人と出会い、またこれから出会うのでしょうね。

君と好きな人が百年続きますように・・・
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シンガー

2005年12月02日 | 邦楽
平井堅と森山直太郎はいいシンガーだと思っている。でも、どちらかというと私は森山直太郎の方が好きだ。もちろん、平井堅もいいのだけど、彼の歌い方は私にはちょっと優しすぎる。彼のCDは「瞳をとじて」のシングルしかもってない。森山直太郎は『いくつもの川を越えて生まれた言葉たち』というミニアルバムだけ持っている。

平井堅はアルバムを買おうと思っても、結局いつも後回しになる。きっと買わないのだろう。この「瞳をとじて」は名曲だけど、実はこれを買ったのには訳がある。このカップリング曲がイーグルスの「DESPERADO」のカバーだったからだ。平井堅が歌うとどんな感じか聴きたかったわけで、これが入ってなかったら買うには至らなかったかもしれない。

森山直太郎の方は「夏の終わり」という曲が好きだったので、それが入っていてミニアルバムだからちょっと安かったというだけで買ったのだけど、なかなかよかった。

この二人とも裏声を駆使して広がりのある歌い方をする。そういう共通点をもちながら、微妙に直太郎の方がいいと思うのは、なぜか?

平井堅はとてもきれいに歌うけど、どこかメロディに忠実でなぞるように歌い上げる。ゆえにどんな人にもとりあえず、受け入れられる幅をもっている。一方で直太郎の方はメロディに絡み付くというか、くい込むような歌い方をする。ゆえに好き嫌いがはっきりするだろう。

私はメロディにくい込むような歌い方をするシンガーが好きなようだ。たとえば吉井和哉みたいに・・・。

女性ボーカリストでも川嶋あいなんて私はもっとも苦手とするシンガーで、反対に椎名林檎や一青 窈は好きなシンガー。なんか雰囲気わかるでしょう。メロディに貼り付くように歌う人・・・

でも、一方でスピッツの草野さんやチャラやACOみたいなふわ~っとした歌い方も好きなんだけど、このあたりは逆にメロディから浮遊して、気を抜くと飛んでいってしまいそうな歌い方だよね。

メロディに挑戦するシンガー求む
音符を飛ばす無重力シンガー求む(笑)
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LEARN TO FLY

2005年12月02日 | 洋楽
「空の飛び方」っていうスピッツのアルバムがあったな~。日本語に訳すとそんな感じかな。これはアメリカのバンド・フ-ファイターズの有名な曲のタイトル。私はこの曲でフ-ファイが好きになった。フ-ファイターズはPVが可笑しい。この「LEARN TO FLY」にしても「ビッグ・ミ-」にしても、メンバーが一人何役もこなしたり、女装したり、あるいは「メントス」というお菓子をパロディって「フ-トス」としてやってみたり。

フ-ファイターズについてはまたいつか語りたいな~って思うけど、今日は「飛び方」について考えてみた。

どうやっていろんな人生の壁をうまく飛び越えていけるのかって・・・

だいたい壁がありすぎる。いつも飛び越えてはまた前に壁があって。だんだん疲れてくるわけ。

「空もとべるはず」ってスピッツが歌うように、希望を持ち続けたら、ちょっとは壁が少なく思えるかな?
コメント (2)
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