HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

tabacco

2005年10月25日 | 音楽・映画・本
自慢じゃないけど、私は生まれてから一度たりともタバコを吸ったことがない。というのも幼い頃は父親がかなりのヘビースモーカーだったのでその反動というのがあるみたいだ。電車や車でたばこの匂いがすると、それだけで乗り物酔いをしてしまい、ほんと最悪だった。

でも、大人になるとどこでもそんなことはあるので、ある意味慣れてしまった。ライブハウスなんかにいくと特にタバコの匂いやら煙りがすごい。でも、よく行くライブハウスはちゃんとけじめをつけるファンが多いのか場外で吸ってくれていて会場内は案外匂わない。これは助かる。

タバコは体にいいことは何もないのだから、止めるのが一番なんだけど、なかなか辞められないんだろうね。

でも、これだけは確かだと思うのは母親がタバコを吸う家の女の子はタバコを吸う。もちろん100%というわけではないけど、かなり確率高いと思う。もちろん男の子も・・・一方で父親が吸っていても母親が吸わないと子どもは吸わない・・・母の力は強いのだ(笑)

それに考えてみて。独身時代からタバコを吸っている女性の体内にどれだけニコチンが蓄積されているか。そんな汚染された体内で細胞分裂して赤ちゃんが宿り、そこで約十ヶ月も育てられるなんて考えるとどう?体内でもすでに環境汚染と赤ちゃんは戦わなければならないわけだ。そして、その細胞は嫌でもニコチンを覚えてしまう。ゆえにこの世に誕生して、しばらくして自然とタバコを求めるようになるんだ。それにへたすると体内で変な作用を起こして、健常児じゃない子が生まれてしまう可能性もあるから、ほんと要注意だ。

もし、将来的に自分が赤ちゃんを作ろうと思う女性ならできるだけタバコは辞めたほうがいい。そして、男性も自分の体のためには辞めたほうがいいし、彼女や自分の大事な人が吸っているのなら、辞めてもらった方がいい。そして、できるだけ、結婚相手に選ぶならタバコを吸わない人の方が子どものためにはいい。

といいつつ、フランス映画なんかを観ていると、女性でタバコをアンニュイに吸って絵になる人もいて、映像的にはあこがれたりもする。私のイギリス時代の友達で、イタリア人のマルタという当時カメラマンのたまごだった女の子もタバコの似合う美しい人だった。彼女のそんな写真を撮ったことがあるので、またここのブログにも載せたいと思う。

一方で、ロックミュージシャンでもタバコの似合う人はいっぱいいて、クラッシュのジョ-・ストラマ-もかっこよかった。ここ何年かの間に知ったいくつかのバンドやアーティストさんでもタバコを吸われる方がいて、さりげなく絵になる。見る方はいいのだけど、やっぱりあまり吸うと身体にはよくないので、できれば辞めてほしいな。やっぱり長生きしてほしいものね。

そういう私の音楽の師匠も音楽家のくせに声楽家のくせにタバコを吸う。何年「やめてください」と言ってきたことか・・・

難しいもんだね。人の嗜好とは。

でも、特に女性は未来の子供達のことを考えて、もちろん自分の身体も考えて、たばこはやめましょう!
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プラネタリウム☆

2005年10月25日 | 音楽・映画・本
秋から冬にかけては空気が澄んでいくのか、星がきれいな季節になる。特に田舎に住んでいると星が驚くほどたくさん見える。まるで小さい頃行ったプラネタリウムのように星座もきれいに見える。

「プラネタリウム」というタイトルの曲もそんなところから生まれるのだろうか・・・

小学生の頃、京都に住んでいたので青少年科学センターというところにプラネタリウムを学校から見に行った。中学の時も高校の時も学校から行った記憶がある。私は実はプラネタリウムを観に行くのが大好きだった。

不思議なものでそれから数年後大学卒業後勤めた会社はなぜか、プラネタリウムも作っていた。それは会社内では実に小さな事業部で、あまり目立たなかった。でも、できたものは当時話題になるほどのプラネタリウムだった。

不思議とプラネタリウムと縁があるのか、次に仕事をしたところには敷地内にプラネタリウムがあった。そして、私は・・・・・出会った。運命に・・・

最近ぜんぜん行ってないので、なんか久々にプラネタリウムに行きたくなった。

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TURN☆

2005年10月24日 | 音楽・映画・本
私の好きなUKのバンドにトラヴィスがいる。スコットランドのグラスゴー出身のバンドで、確かグラスゴーアートスクールを出ている。以前、日記にも書いたけど、私の好きな建築デザイナーのチャールズ・レニー・マッキントッシュが活躍した街がグラスゴーでそのアートスクールは彼の出身校であり、彼と仲間がデザインして改築した美術大学でもある。実際にその大学に行った私はどれほど感動したことか。そして、うれしい事にそこには日本の伝統的な建築様式が取り入れられていて、まさにジャポニズムの芸術があった。こんなに日本を愛してくれていたチャールズに改めて惚れ直した感じだった。

さて、そのグラスゴー出身ということで、それだけも注目してしまったのだが、実際に音楽もすごくいい。それがトラヴィス。特に『THE MAN WHO』というアルバムは大好きで何度くりかえし聴いたことかわからない。なんか久しぶりに聴きたくなって聴いてみた。で、やっぱりいい。この中で特に好きなのが「TURN」という曲と「Why Does it Always Rain On Me?」という曲だ。これこそ、なんど聴いたかわからない。両方とも歌詞もいいんだ。

「・・・自分の歌を歌いたいんだ 自分のいるこの世界で生きたいんだ・・・
 僕は生き延びる・・・それがそんなに先のことじゃないと信じている
 もし方向をぐるぐるぐるぐるとぐるぐるぐると変えたなら僕たちは学ぶかもしれない・・・」(訳詞 from「TURN」)

これはミュージシャンとしての葛藤を歌ったものなんだろうね。

今、ミュージシャンの人ならきっとこういうことを一度は思うのかもしれないね。

メロディもとにかくいい。ちょっと泣けてきます。

今、心を静かに見つめたい人にお薦めします。

私も戻りたい時間はいっぱいあるけど、後ろむきにターンをするのではなく、前向きにターンをしていきたいな。

ドラマー志望の音楽弟子Bは年令のわりにかなりでかいやつなんだけど、実は水泳をやっていて、その記録会が今日あった。自由形50メートルでターンをうまくやっていた。残念ながら、大会新記録には及ばなかったけどね。

人生にはいろんなターンがあるんだね。
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バランス

2005年10月22日 | 音楽・映画・本
何ごとにもバランスというのは大切だと思う。たとえば、勉強ばっかりして、その他には興味もたないのもよくないし、お肉だけ食べるのもよくない。

バランスとはいわゆる「かわりばんこ」の法則だ。でも「かわりばんこ」って一体どこの方言?私は小さい頃からいろいろ引っ越ししているのでどこで覚えたのかわからない。これは「交替」あるいは「順番に」という意だろうけど、交互に違うことをすることでバランスというのは保たれるような気がする。

たとえば、ステーキを食べながら、野菜サラダもいっぱい食べる。当たり前なのかもしれないけど、案外お肉の方にウエートをおいてる人多いのではないだろうか?

これをもっと大きな範囲でいうと、光と影がその「かわりばんこ」の法則を生み出す。朝がきて、夜がきて、また朝が来る。これも「かわりばんこ」。夜に頭を下げた花も朝になると頭をあげる。そして光を浴びて、光合成をして、あらたな力を得る。人間もそうだ。肉体的にも夜眠り、朝目覚めることで体のバランスがとられるのは医学的に当たり前のことだけど、精神的にも辛いことがあっても夜を越えて、朝を迎え、それでもダメな時はまた夜を越え、朝を迎えていくうちに辛さも薄れていく気がする。

生きていく上で、いいことばかりなんてない。そして嫌なことばかりでもない。いつもそれらは共存する。いいことばかりだと、一体何がいいのかわからないけど、嫌なことがあるから、いいことに出会うと幸せを感じられるんだよね。いいことばかりで浮かれていると知らぬ間に人に対しての優しさやおもいやりをうっかり忘れてしまうけど、そこに嫌なことが訪れると、人の心の痛みがわかって、自分を戒め、そして少し人に優しくなれるんだよね。

音楽もそう。動の音楽もあれば静の音楽もある。どちらかだけではやっぱりだめで、どちらもバランス良く聴くと、どちらの良さもわかってくる。

色もそう。カラーばっかり見ていたら、ときどき色にごまかされる。だから時には白黒の写真や映像も見てみる。そこで改めて光の存在そして影の存在の意味を知る。

人間としてバランスのいい人がとっても魅力的なのはそういうところからくるんだね。
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書くということ

2005年10月22日 | Weblog
ふつうの手紙とかもそうだけど、特にインターネットの普及する今、こうしてブログ書いたり、誰かのHPのBBSに書いて、たまに誤解を受けてしまったりすることがある。それはひとえに文章力というものの問題なのだが、ちょっと書いてしまったことで、他者に嫌な思いをさせてしまうこともあるし、悪気はないのに攻撃されてしまうこともある。難しい・・・

が、しかし、本当のことをいうとブログは自分の日記なのだから、それほど他者を意識してはいない。素直に感じたままを綴ることにしているし、ある時は誰かへのメッセージだったりもする。

一方でBBSに書き込む時、実は反撃がきてもそれに対して返すだけの準備はできている。私はときどき「相手がどうでるか」を試す発言を書く時があり、それが悪いところである。その反撃を案外素直に受け止めて「人はそう考えるのか」とか「そういう言い方もあるんだ」とか勉強させてもらう。それは自分や自分の友達(だいたい類は類を呼ぶので・笑)からは得られない意見だったりするわけで、すごく参考になる。それを聞き出すために書いたりもときどきして、なんというやつだと思われるわけだ(笑)もちろん、悪意に満ちたようなひどい発言は書きませんよ。正当なことでこれはおかしいのではないか?というような、いくらでも筋を通して話せるような内容のみですよ。個人を攻撃するなんて、もっての他。それはしてはいけませんし、私自身許せません。

あくまで一般論です。

でも、やっぱり一般論として書いても自分の本音もちらつくんだろうね。私は昔から団体行動のできないタイプで皆でいっぱい集まって騒ぎたてるのが苦手だ。友達100人作るより親友を3人作るだけで満足してしまう人だから。

ただし、中学生とか小学生とかの団体といっしょに騒ぐのは案外楽しい。それは私が教員をしていた時に感じたんだけど、体育大会とか球技大会、合唱コンクールの時にクラスで生徒と「がんばろうぜ」と騒いだあの日々はすごく楽しかった。結構先生によっては冷静な人もいる。私もその部類かとおもいきや、意外や意外、燃えてしまうタイプだった。クラスで学級目標なんかを作る時にもかなり色画用紙とか使って、いいものを皆で作ろうとやってしまって、他のクラスの先生から私が注意された・・・使い過ぎって。でも他のクラスはそこまで気合入ってないんだもの。

合唱コンクールでも音楽の教師でもないのに、ホームルームの時間にもカセット流して皆で練習したり。とにかく、生徒たちがかわいくてかわいくてしかたがなかった。もちろん中学生だから体はでかいし、悪さするやつやいろんなやつもいる。でも、自分の担任のクラスの子となるとまるでわが子のように思える。ゆえに自分ができることで何かしてあげたいといつも思うわけだ。競技で勝った時には生徒と抱き合って喜んだり、泣いたり、笑ったり・・・あの日が懐かしい。

って話が飛び過ぎた(笑)

きっと、騒ぐのが苦手といいながら、音楽好きばかりの中で騒ぐのならきっとわいわいやってしまうのだろう。そういうもんだ、人間って。たまたまそういう場面に遭遇してないから、つまらない意味のないばか騒ぎには入れないから自分はそういうのが苦手だと思うのはやめようかなって、ふと今思った。

また思いっきり笑いあえる仲間と笑いたい。

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見たくないのに・・・

2005年10月22日 | 音楽・映画・本
たまに人の未来の先がちらりと見えたりする。意識はしてないのに。それはいい事である時もあるし、悪い事である時もある。もちろん、いつでもどこでもというわけではなくて、ふと風が吹くように何かが私の横を通り過ぎ、その時感じる。

ある時は人の終わりであったり、ある時は人の結婚であったり。それは何を見ようとか思う以前の問題で勝手に見せられる。それはただ見ることだけで、どうすることもできない。「そうなのか」と思うだけ。

だから、ある意味未来が見えない人といるのが好きだ。そういう人にはきっといい未来が待っているか、それともこれからその人が作っていく未来があると私には思えるから。また、その人の幸せを願い続ければなぜかその人を守れるような気すらする。

未来とまでいかないけど、たとえば、あるバンドがあって、どうもそのメンバーのバランスに違和感を感じたり、なんか落ちつかない不安感を覚えたりすると、そのバンドは解散するかメンバーが脱退する。反対にぴたっとフィット感を感じるバンドは長続きする。

自分の気にいっているバンドが解散やメンバーが脱退する前にはかならず私にどこからかお知らせがやってくる。もちろん目に見えるものではない。どんよりした不安感。バラバラになっていくパズル。水の中で混じりあう絵の具・・・そんな感じで「今、なにかある」と感じる。そして、その後それは見事に事実となる。

たまにどうでもいいバンドでもTVとか見てたら「もう終わるな」と聴こえない声が通り過ぎる。

テレビのニュースを見ていても事件の一報をアナウンサーが述べている時に「犯人はあの人」という声がすっと頭を通り抜ける。一応、家族には「犯人はこの人だよ」と言っておく。するとだいたい1ヶ月後ぐらいに犯人がわかると「当ってる。刑事になればすごい検挙率だったのとちがう」と言われる。しかし、それも毎回ではない。突然テロップのように頭に「犯人はこの人」と出る時だけだ。それも意識してないから、なんで自分がそう思うのかもわからない。感じるんだ。何かを。

で、自分自身のことはどうなんだ?もちろん見えない。でも、一時やばかった時は見えそうになった。でも、それがある時、ふわ~っと消えた。見えなくなった。そして私は元気になった。私が大事に思う人たちはたとえ怪我をしても大事にいたることはない。痛みはあってもこの程度でよかったねというところでなんとか留まってくれる。それは私が小さい頃からだ。

ちょっと視点を変えてみる。俳優や女優というのはいくら性格が悪かろうが演技している時はすごく素敵なヒーローやヒロインになれる。スポーツ選手も根性が悪い人でも競技に勝ちさえすれば、それでいい。

しかし、音楽はどうかな?音楽は聴けば、その作り手あるいは歌い手、そして演奏者の心がすぐに反映される。だから、人を思いやる心や人の痛みがわかる人でなければ、人を癒せる曲は作れない。いくらそういう歌詞を並べたところで、うわべだけだとすぐにひとりよがりな歌詞だとわかってしまうし、そういう音楽は世に出にくいというのも感じる。

音楽は演じられない。その作り手歌い手演奏者のすべてが知らぬ間にでてしまう。ずる賢い人の曲にはやっぱりずるがしこさがちらつき、だんだん飽きてしまう。いつも新鮮に感じられる曲はやっぱりそれを作る人の心が透明なんだろうなと私は感じる。

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そうそう

2005年10月21日 | 音楽・映画・本
カエラちゃんの話の続きだけど、彼女はすごく興味深いことを言っていた。それは「BEAT」という奥田民生とのコラボの曲の歌詞について語った時のこと。

人間には心というのがあるんだけど、目に見えない。一体それは何処にあるのか・・・それはお腹の中にいる時に飾りのように体にひっつけて生まれてくる。と彼女は考えているみたい。それはいろんな感情であって、もともと自分の意志でひっつけたものではないから、生まれてきて自分がこんなやつだと思っても、それはもう体中にひっつけて出て来てしまったんだから、仕方がない。だから、そんなことで悩むより前向きに生きていこうっていう感じの歌詞だそう。なんか私にはうまく表現できないけど、すごい感性だな~って感心してしまった。

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top runner☆

2005年10月21日 | 音楽・映画・本
再放送で、しかも夜中だったけど、木村カエラが出ていたので思わず見てしまった。なかなか骨太な発言で、やっぱりカエラちゃんだな~って思った。彼女の歌には恋愛の歌がない。今の時点では・・・。彼女いわく、恋愛の歌は好きだけど、AIKOちゃんとかが歌っているのを聴くので十分満たされるし、あえて自分が歌う必要はないなと考えているよう。恋愛ソングにはハッピーなのかせつないのかの2通りしかないので、今の自分にはちょっとつまらないかな~って書かないみたい。でも、いつかは書くかもしれないとも言ってたね。

私も恋愛ソングも好きだし、せつない曲も好きだけど、恋愛にからめながらも生きていくことを歌った奥行きのある曲や心のひだを丁寧に拾い上げて唄う歌が好き。たとえばエルレガーデンが歌う恋愛ソングだったり、JET KELLYの恋愛ソングだったり。そして、私の知るインディーズのアーティストのある人もそんな心のひだを唄った恋愛ソングを唄ってくれる。

そんな歌を唄う人の今日はお誕生日☆おめでとうございます。これからも心を潤す温かい歌をいっぱい作って多くの人に聴いてもらってください。
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島田雅彦☆

2005年10月19日 | 音楽・映画・本
彼は私の好きな作家のひとりです。彼を知ったのはずいぶん前で、どれほど彼の作品を読んだかわかりません。ロシア語科を出ている彼の小説にはときどきロシア語が出てきて、そこからロシアに興味を持った私です。

そんな彼が昨日、NHKの「しゃべらナイト」という英会話のおもしろい番組にゲストで出ていました。この番組を毎回見ているわけではありませんが、たまにゲストでおもしろい人が出てくるので、そういう時に見ます。たとえば「キッス」のジーン・シモンズだったり、「レッド・ツェッペリン」のジミ-・ページなんかも出たことあるんですよ。なぜか妙にゴージャスな番組です。

その島田氏ですが、やっぱりすごく頭のいい人だなって思いました。それに言語センスが抜群で何か国語もしゃべれるんですよ。彼が言った「小説はインターナショナルだ」という言葉も印象に残りました。彼いわく、英語を聞くと自分の中の日本語が刺激をうけて、それから自分の言葉が生まれて、それを小説の中にちりばめていくそうです。と同時に外国語もまた日本語の影響を受けるから、結局はインターナショナルだというわけです。また、小説の言葉はすべて作家が作った言葉であって、ほんとうはふつうではないらしいです。それを自然に思わせるのが腕なんでしょうね。

ふと私がなぜ洋楽が好きなのかわかった気がしました。そうなんですよ。洋楽のちょっとしたフレーズからイメージが湧いて、それこそストーリーができてしまうのです。そして、ちょっと日本語に自分なりに訳しても、「なんかいい言葉」って思えるフレーズに出会えるんです。それを島田氏が言ってくれてたような気がします。あと、言葉のリズムと音楽の関係なんかも語ってくれてましたね。彼は実はオペラが大好きなんですよ。実際に自分でも歌を唄うし、芝居もするし、多才な方なんですね。

また、彼の作品についても折を見て、書いてみたいなと思ってます。とにかく、彼の独特の世界が大好きです。

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整理整頓

2005年10月17日 | Weblog
ということで、ちょっとカテゴリーを整理していこうかと思って、すこしづつ分けています。最初からしとけばいいのに、O型気質なのか大雑把にカテゴライズしてしまっていました。ゆえに、これからも少しづつやっていきますので、またカテゴリー別にでも見てやってください。
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