NY市場の動きが不安定で、日本株もちょっと方向感がないような展開が続きます。
売買は銀行株、リースなど金融関係を細かく売買し、若干の利益を確保していますが、9月末比では水面前後。
資産運用と関わっての最近の私自身の主たる関心事は適切なアセットアロケーションのあり方です。これと関わって、最近はマネー誌などでもインデックス投信、ETFなどの紹介記事が多くなっているという印象があります。私自身、インド株は少し海外ETFを買ったりしています。
いわゆるアクティブ運用する投資信託と比較して、インデックス投信、ETFは信託報酬が安いものが多いです。売買は株式の個別銘柄と同様に行えるものもありますので、これは販売手数料と比較すればかなり比率としては安いでしょう。例えばコスト面で年1.5%の違いがあるとすると、長期運用ではこれはかなりの違いになってきます。そもそもアクティブ運用がインデックスを中長期的に安定して上回れるとは限らない上に、コストが高いアクティブ運用の投信は一般論で言えば長期の資産運用には向かないと考えています。では、短期ならいいのかというと、短期でもコストが割高であることに変わりはないんでして、つまりは販売手数料や信託報酬が高いアクティブ運用の投信は、私自身の中では「買うつもりのない」商品となっています。
インデックス投信と自分自身でポートフォリオ運用を行う場合の比較はどうか。
私自身、日本株は時価総額1500万程度のポートフォリオ運用を行っています。銘柄数は40程度あります。これはちょっと多いと思われるでしょうが、放置している(ホールド)銘柄が多く、その時々で売買対象として意識するのは数銘柄程度です。つまりこれはは自分でアクティブ投信の運用を行っているようなものです。
自分の日本株の運用は全体として見れば日経平均やTOPIXの指数を上回っていますが、これはIPO投資による利益のかさ上げがあるからであり、これを除くと指数と同様かやや下回るような成績だと思います。であるならば、効率的な資産運用という視点だけから考えれば、日本株運用はインデックス投信で行い、IPO投資は別に行えばいいということになりますが、このあたりは、個人の好みということと関わってくるでしょう。
個別銘柄を選択しての売買は、やはり「楽しい」のです。また、私自身の場合で言えば、業種、上場市場などを分散した上に売買も分散しているため、その全体の騰落率は指数よりも動きは穏やかになることが多いです。つまり、上昇相場にはついていけず、下落相場では下げ渋るという形になりやすく、これは、値動きの幅の可能性をリスクとしてとらえるのであれば、リスクが低いということになり、βが小さいということにもなっていると思います。
ただ、細かく売買することにより、売買手数料は以前と比較すれば大幅に下がっているとはいえ、コストはかかりますし、いくら分散しているとはいえ、組み入れ比率の高い個別銘柄の値動きはポートフォリオ全体の騰落に影響が出たりします。
無論、売買の力量のある人、「うまい」人は個別銘柄の売買による運用の方がいいでしょう。しかし、そうそううまい売買を続けることはまずできません。
もし資産運用に時間をかけることができず、個別銘柄の売買そのものに興味がないような場合は、日本株投資の手段としてインデックス投信は有力な選択肢となるでしょう。個別銘柄売買が楽しく、また売買手法で一定リスクをコントロールすることができるのであれば、個別銘柄でのポートフォリオ運用でもかまわないと思います。私自身は後者の方法を選択しています。
売買は銀行株、リースなど金融関係を細かく売買し、若干の利益を確保していますが、9月末比では水面前後。
資産運用と関わっての最近の私自身の主たる関心事は適切なアセットアロケーションのあり方です。これと関わって、最近はマネー誌などでもインデックス投信、ETFなどの紹介記事が多くなっているという印象があります。私自身、インド株は少し海外ETFを買ったりしています。
いわゆるアクティブ運用する投資信託と比較して、インデックス投信、ETFは信託報酬が安いものが多いです。売買は株式の個別銘柄と同様に行えるものもありますので、これは販売手数料と比較すればかなり比率としては安いでしょう。例えばコスト面で年1.5%の違いがあるとすると、長期運用ではこれはかなりの違いになってきます。そもそもアクティブ運用がインデックスを中長期的に安定して上回れるとは限らない上に、コストが高いアクティブ運用の投信は一般論で言えば長期の資産運用には向かないと考えています。では、短期ならいいのかというと、短期でもコストが割高であることに変わりはないんでして、つまりは販売手数料や信託報酬が高いアクティブ運用の投信は、私自身の中では「買うつもりのない」商品となっています。
インデックス投信と自分自身でポートフォリオ運用を行う場合の比較はどうか。
私自身、日本株は時価総額1500万程度のポートフォリオ運用を行っています。銘柄数は40程度あります。これはちょっと多いと思われるでしょうが、放置している(ホールド)銘柄が多く、その時々で売買対象として意識するのは数銘柄程度です。つまりこれはは自分でアクティブ投信の運用を行っているようなものです。
自分の日本株の運用は全体として見れば日経平均やTOPIXの指数を上回っていますが、これはIPO投資による利益のかさ上げがあるからであり、これを除くと指数と同様かやや下回るような成績だと思います。であるならば、効率的な資産運用という視点だけから考えれば、日本株運用はインデックス投信で行い、IPO投資は別に行えばいいということになりますが、このあたりは、個人の好みということと関わってくるでしょう。
個別銘柄を選択しての売買は、やはり「楽しい」のです。また、私自身の場合で言えば、業種、上場市場などを分散した上に売買も分散しているため、その全体の騰落率は指数よりも動きは穏やかになることが多いです。つまり、上昇相場にはついていけず、下落相場では下げ渋るという形になりやすく、これは、値動きの幅の可能性をリスクとしてとらえるのであれば、リスクが低いということになり、βが小さいということにもなっていると思います。
ただ、細かく売買することにより、売買手数料は以前と比較すれば大幅に下がっているとはいえ、コストはかかりますし、いくら分散しているとはいえ、組み入れ比率の高い個別銘柄の値動きはポートフォリオ全体の騰落に影響が出たりします。
無論、売買の力量のある人、「うまい」人は個別銘柄の売買による運用の方がいいでしょう。しかし、そうそううまい売買を続けることはまずできません。
もし資産運用に時間をかけることができず、個別銘柄の売買そのものに興味がないような場合は、日本株投資の手段としてインデックス投信は有力な選択肢となるでしょう。個別銘柄売買が楽しく、また売買手法で一定リスクをコントロールすることができるのであれば、個別銘柄でのポートフォリオ運用でもかまわないと思います。私自身は後者の方法を選択しています。