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体中が痛いです
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はて、なんでだろう…と考えたのですがすぐに思い当たりません。
しばらくして…
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土曜日の檜の森散策が原因か
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冗談で二日遅れで筋肉痛なんて書きましたが四日も遅れてやってきました
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さて、首都圏の話ですが…
土地面積が60坪(約200平方メートル)程度で建物は築30年以上。
そういった中古一戸建てが4000万円程度で売り出されているとします。
今は、駅から徒歩10分程度の新築マンションでも4000万円以上することが多いです。
だったら、60坪の土地付き中古一戸建ては簡単に売れるだろう、と思われます。が、なかなか買い手が付かないのです。
売りあぐねた結果、不動産業者にもう少し安くして売却されるケースが出てきます。
その不動産業者は、60坪の土地をなんとか2区画に切り分け、2戸の建売住宅をつくります。
その売値は、建物の建設費が上乗せされて1戸4000万円程度となるとします。
30坪(約100平方メートル)の新築一戸建て2戸で8000万円になる商売ですね。
すると、今度は「これはいいね」と案外すんなり買い手が付いてしまうのです。
なんで?と思う人が多いのではないでしょうか。
同じ4000万円ならば、「60坪の土地付き中古一戸建て」のほうが「土地30坪の新築一戸建て」よりも得ではないか。
わざわざ土地が狭い(30坪)一戸建てを買うことはない、と思いませんか。
ところが、「60坪の土地付き中古一戸建て」が売れず「30坪の新築一戸建て」2戸にしたほうが売りやすいのです。
それが、日本の実情です。
理由は、住宅ローンの組みやすさに差があるからだと推測されます。
建物が古い中古一戸建て、特に新耐震基準ができた1981年以前に建てられた建物は住宅ローンが組みにくいし、住宅ローン控除も利用しにくいのです。
現時点で築35年を超える建物ですね。
築35年を超え、新耐震基準以前の建物であっても、ハウスメーカー製軽量鉄骨住宅などであれば、耐震性能は高いと考えられます。
それまでの持ち主がこまめに手入れを続けてきた建物であれば、さらに建物の信頼性は上がります。
しかし、耐震基準に適合しているという証明が出るとは限らないし、適合証明を取る費用もかかるのです。
また、今までは住宅を保全点検するようなことを記録として残す仕組みがなかったためほとんどのお宅でそのような記録は残っていないのが現状です。
その点、新築の建売住宅であれば、住宅ローンも住宅ローン控除もすんなり利用できます。
だから、土地面積が狭くても、新築の建売住宅のほうが売りやすいのです。
土地が広く、建物が古い一戸建てがなかなか売れない背景には、そんな事情もあるようです。