みなさんこんにちは。
最近酒量が増えてきたので少し自粛することを決意したはちです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
さて、今回は離婚時の不動産の共有名義のお話し。
ネガティブ要素満載ですが、こういう仕事に携わっているとこの問題に直面し苦労している方のお話をよく耳にします。
これからお家を建てようとという方となかなかこのような話もできないため、ブログでのみひっそりと…
離婚前提で購入するわけではない不動産
最近こそ「いずれ売却する」という購入も増えてきたとは思うが、多くの場合不動産は「終(つい)の住処」として購入します。
不動産を共有名義で登録される方も増えてきました。
共有名義とは「夫婦でお互いに不動産の所有権を持つこと」を指します。
たとえば夫婦別々に住宅ローンを借りる「ペアローン」の場合などが該当します。
住宅ローンの借入額が高いと、そもそも不動産の購入が難しいため、ペアローンはとても有効の手段です。
ただ、離婚になった場合、「ペアローンがなければ不動産の所有権が争点にならなかったのに」というケースも多いのです。
金融機関によっては、ペアローンに際し、出て行った方の負担分を一括で払うよう要求してくる場合もあります。
あまりにも気の利かない話ですが、「自分たちが融資した人はもうここには関係ないので一括返済を求める」という具合です。
ともに所有していた不動産を活用する場合は、金融機関や不動産会社をはじめ、さまざまなステークホルダー(利害関係者)に意思を確認する必要があるのです。
なお、離婚時の住宅ローン残債も「マイナスの資産」となり、財産分与の対象になることは意外と知られていません。
不動産は金額の大きな「資産」だけに、この分割においてはどちらかが主導権を握らなくてはなりません。
その大まかな4つのステップは以下の通り。
1 残っている不動産ローンの金額を確認する
2 現在の不動産の価格(時価)を確認する
3 不動産の価格は住宅ローンより大きいか、小さいかを確認する
4 財産分与(話し合い、調停、裁判)
この通り、不動産の処理はとても煩雑なものです。
もし可能ならば、不動産の処理は後回しにして、ともすれば相手に任せたいと考える人もいます。
ところが不動産処理の「あとまわし」は、まずお勧めできません。
不動産の処理を後回しにしない
離婚をポジティブなものとして考えるには、不動産資産の早めの処理は欠かせないポイントです。
離婚は感情が離れたあと、さまざまな財産分割があります。
不動産の処理は評価額も高く、手続きも煩雑だが、弁護士などの専門家を入れながら処理手続きと向き合うようにしたいです。
繰り返しになりますがが「早めの対策」がポイントです。
不動産の処理からお金面での離婚のプロデュースを
ただ、不動産の共有を単独所有に変えるのは、いわゆる「ノーコスト」で進められるものではありません。
不動産の所有を話す場合、所有権は「資産」のため、片方が引き取る場合は相応の資産譲渡が必要になります。
感情が離れつつあるなかでの、この金銭的な「駆け引き」はとても難しいのです。
「2人の船出である結婚よりも離婚の際の方が、お金の相談が多い」という話も聞きます。
年金分割もそうですが、感情が離れ離れになるなかで不動産の処理は大きな課題です。
先ほどの一括返済など、離婚にともなうリスクも、はじめての場合はなかなかわからないでしょう(そもそも2回目、3回目というのもなかなかない話ではありますが)。
結婚したとき、仲良く日々を暮らしているときは、離婚の「り」の字も考えないものです。
ただ、離婚時の正しい対応、特にお金の対応は、その後のお互いの人生をとてもポジティブなものにします。
お金面から「離婚」をポジティブに考える。
さまざまな面から、考えていきたいものですね。
断わっておきますが離婚を薦めているわけではなく、このようなリスクがありますよ…というお話でした。
最近酒量が増えてきたので少し自粛することを決意したはちです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
さて、今回は離婚時の不動産の共有名義のお話し。
ネガティブ要素満載ですが、こういう仕事に携わっているとこの問題に直面し苦労している方のお話をよく耳にします。
これからお家を建てようとという方となかなかこのような話もできないため、ブログでのみひっそりと…
離婚前提で購入するわけではない不動産
最近こそ「いずれ売却する」という購入も増えてきたとは思うが、多くの場合不動産は「終(つい)の住処」として購入します。
不動産を共有名義で登録される方も増えてきました。
共有名義とは「夫婦でお互いに不動産の所有権を持つこと」を指します。
たとえば夫婦別々に住宅ローンを借りる「ペアローン」の場合などが該当します。
住宅ローンの借入額が高いと、そもそも不動産の購入が難しいため、ペアローンはとても有効の手段です。
ただ、離婚になった場合、「ペアローンがなければ不動産の所有権が争点にならなかったのに」というケースも多いのです。
金融機関によっては、ペアローンに際し、出て行った方の負担分を一括で払うよう要求してくる場合もあります。
あまりにも気の利かない話ですが、「自分たちが融資した人はもうここには関係ないので一括返済を求める」という具合です。
ともに所有していた不動産を活用する場合は、金融機関や不動産会社をはじめ、さまざまなステークホルダー(利害関係者)に意思を確認する必要があるのです。
なお、離婚時の住宅ローン残債も「マイナスの資産」となり、財産分与の対象になることは意外と知られていません。
不動産は金額の大きな「資産」だけに、この分割においてはどちらかが主導権を握らなくてはなりません。
その大まかな4つのステップは以下の通り。
1 残っている不動産ローンの金額を確認する
2 現在の不動産の価格(時価)を確認する
3 不動産の価格は住宅ローンより大きいか、小さいかを確認する
4 財産分与(話し合い、調停、裁判)
この通り、不動産の処理はとても煩雑なものです。
もし可能ならば、不動産の処理は後回しにして、ともすれば相手に任せたいと考える人もいます。
ところが不動産処理の「あとまわし」は、まずお勧めできません。
不動産の処理を後回しにしない
離婚をポジティブなものとして考えるには、不動産資産の早めの処理は欠かせないポイントです。
離婚は感情が離れたあと、さまざまな財産分割があります。
不動産の処理は評価額も高く、手続きも煩雑だが、弁護士などの専門家を入れながら処理手続きと向き合うようにしたいです。
繰り返しになりますがが「早めの対策」がポイントです。
不動産の処理からお金面での離婚のプロデュースを
ただ、不動産の共有を単独所有に変えるのは、いわゆる「ノーコスト」で進められるものではありません。
不動産の所有を話す場合、所有権は「資産」のため、片方が引き取る場合は相応の資産譲渡が必要になります。
感情が離れつつあるなかでの、この金銭的な「駆け引き」はとても難しいのです。
「2人の船出である結婚よりも離婚の際の方が、お金の相談が多い」という話も聞きます。
年金分割もそうですが、感情が離れ離れになるなかで不動産の処理は大きな課題です。
先ほどの一括返済など、離婚にともなうリスクも、はじめての場合はなかなかわからないでしょう(そもそも2回目、3回目というのもなかなかない話ではありますが)。
結婚したとき、仲良く日々を暮らしているときは、離婚の「り」の字も考えないものです。
ただ、離婚時の正しい対応、特にお金の対応は、その後のお互いの人生をとてもポジティブなものにします。
お金面から「離婚」をポジティブに考える。
さまざまな面から、考えていきたいものですね。
断わっておきますが離婚を薦めているわけではなく、このようなリスクがありますよ…というお話でした。