はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

ローコスト住宅の苦境

2018-11-26 08:53:38 | 日記
みなさんこんにちは。

もうすぐテレビで4K8K放送が始まりますね。

コマーシャルで綺麗な映りの映像をみて「最近のテレビはすごいなぁ…」

と感心するも…

んっ!?その映像今のテレビで再現したものじゃん、じゃあこのままでいいや

テレビやすくなりましたよね。

私の部屋には大きすぎる50インチとかでさえ10万円以下で売っています。

昔給料二か月分をあてて32インチブラウン管テレビを買ったのはいい思いで…

さて、このような電化製品が物価を押し下げるデフレ

しかし普段買う生鮮食品やエネルギーなどは上昇の一途でとてもデフレを実感できません。

住宅も設備が格段に性能が上がり、金額据え置きだとデフレ状態となります。

いままでこの低価格路線を牽引してきたローコスト専門会社が苦境にたたされています。

原価が上がるのに低価格を前面に押し出している以上利益が減り、会社を維持するには常に前年比ぷらすの棟数をこなさなくてはならないからです。

こういう戦略の会社は資本がある方が有利なんですよね。

我慢に我慢をして、他社が耐え切れず撤退すればシェアが奪える。

近隣のローコスト専門店が撤退しました。

よく競合し、金額で煮え湯を飲んできた相手だっただけにちょっとほっとした感と、住宅業界の行く末を見た感じの危機感が入り混じったなんともいえない感情に襲われました。

その会社はローコストをやめ、自然素材を前面に押し出した高級路線へ転換します。

どの業界もそうなのでしょうが、オリジナル、ブランド戦略、が確立していないとただただ価格競争に飲み込まれます。

当社は独自色を出せていると思うのですが、さらに魅力のある住宅を提案していかないといけないと考えさせられた出来事でした。
コメント
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