みなさんこんにちは。
台風がニュースをにぎわしています。
長野県に大きな影響はでないでしょうが、沖縄や九州は甚大な被害が予想されています。
今回の台風は中心気圧が915ヘクトパスカル、最大瞬間風速80メートル/秒の予報が出ています。
これはとんでもない現象なんですよ。
気圧の話は今回は置いておいて…
風速80メートル(以下/秒を省略)は時速にすると288Km
新幹線と同じ速さです。
日本の法規における台風は、風速《50〜55ートル/秒》での設計規準です。
80メートルの風が吹くと吹き飛んでしまうのですね。
これでは困ります。
この水準の台風は今後増えるでしょうから基準の見直しが必要ですね。
こういう規格外の台風(天災なども)で家が壊れた場合、現行の基準を満たしている建物だったら壊れたから欠陥住宅というわけではないのです。
品格法で10年保障しなくてはいけないのですが、これも保障の対象外。
耐震を気にするお施主様は多いのですが、台風も検討項目に入れる時代がもうすぐ来るのかもしれません。