みなさんこんにちは。
最近同じものしか食べていないはちです
調理が簡単…が基準になりカットされた野菜サラダと、卵か魚かウインナーを焼くだけ…
なんら不満を感じず、旨い旨いと食べていたのですが、ふと振り返ると食は重要事項。
家事短縮ばかり考えていましたが、週に二日くらいはじっくり料理に向き合ってみようと考えています。
宅建試験おわってからかな…
まだ改正民法の部分すら終えられていませんが(試験範囲の1/5)
そういえば、建築基準法も改正があるのですよね
さて、主な仕事は注文住宅の請負受注のはちですが、不動産売買の売主、仲介、代理、の業務も行います。
不動産価格の査定は一定のルールや基準、慣習に従って行います。
そのため、誰が査定してもそんなに大きな差は出ないはずです。
しかし、そこは人間、人情だったり物件の印象の捉え方だったりで多少の差は出てしまうのですね。
アメリカでは日本では考えられないようなびっくり事例が発生しましたので今回はそのお話。
フロリダ州に住む白人と黒人のご夫婦が自宅を売却しようと査定にだしたら近隣の住宅価格から予想される価格を10万ドル(約1000万円)以上も下回る査定をされてしまいました。
そこで自宅から黒人の親戚が写っている写真や、アフリカ系アメリカ人の偉人の肖像画、黒人文学者の著書を除去し黒人のパートナーは外出し、白人のパートナーだけが家にいる状態にして別の鑑定士に査定を依頼しました。
すると評価価格は最初の査定を40%も上回る評価をされたそうです。
アメリカにおいて、白人に比べて黒人は住宅ローンの承認を受けることが難しく、金融機関は低所得階層の黒人が居住する地域を融資リスクが高いとして赤線で囲み、融資対象から除外するという「レッドライニング」という慣行が存在してきました。
このレッドライニングによって、黒人が多く住む地域の住宅価格は下がり続けているとのこと。
今回の一件はレッドライニングの延長線上にある問題で、白人が居住する地域であっても黒人の住宅所有者は査定価格が低くなるのが通例だそうです。
1968年に制定された公正住宅法は、住宅鑑定士が差別的な鑑定を行った場合には、免許を剥奪するだけでなく、懲役刑を科すと定めており、1989年に制定された金融機関改革回復執行法も同様の措置について定めています。
しかし、今回の実例は、黒人の住宅所有者に関する実態が法律の理念とはかけ離れていることを示しています。
最近でこそあまり聞かなくなりましたが日本でも同様の差別があります。
大切な資産である不動産の査定にそのような差別を持ち込まぬよう我々も努めなけれいけません。